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本作は宮坂香帆による同名マンガを原作に、剣道部所属のイケメン高校生・桐谷蓮と、マネージャー桜木莉乃の姿を描いたラブストーリー。10万分の1の確率でしか発症しないとも言われる難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を題材に、2人が残酷な未来と運命に立ち向かうさまを描く。白濱が蓮役、平がALSを患う莉乃役でダブル主演を務め、優希が莉乃の親友・橘千紘、白洲が蓮の親友で千紘の恋人でもある比名瀬祥、奥田が莉乃の祖父を演じた。
役作りについて白濱は「終始莉乃のことを大切に見守っているキャラクターなので、温かい目を意識しました」と、平は「実際にASL患者の方にお会いしてお話を伺い、病気について知るところからはじめました」と説明。優希は「桐谷に負けないくらい、私たちもまっすぐ莉乃を支えなきゃと思っていました」と、白洲は「比名瀬から見たら、親友の蓮が思っている相手であり、恋人の親友でもある莉乃をどう見守るかを意識しました」とこだわりを語る。三木は、制作が始まった際に白濱へ「肌がきれいだから高校生役いけるね」と、平へは「大きくなったね」と声をかけたことを明かして笑いを誘った。
奥田は、以前から白濱と飲み友達だったことを告白。現場に臨んだ際の心境を「真面目な俺を、白濱に見せてやろうと思った」と振り返ったほか、「(白濱が)俺のほうが(酒に)強いって顔でいたんですよ。コロナ禍前にしこたま飲んだとき、僕は次の日記憶があったんです。でも白濱は何も覚えていない。『お前いい体してるな。見せろ』って言ったら『はいー』って(服を脱いで)見せてきたんですけど、それも覚えてない。次の日『絶対そんなことしてません!』と言ってたんだよ。まだ俺は、お前らより強いんだぞって(言いたい)! 楽しく飲める友であり、息子のようでもあります」とコミカルなエピソードを披露した。
一方の白濱は、奥田の孫と面識があるそうで「お孫さんと遊ばせてもらったこともあるんです。ディズニーランドに連れて行く約束をしているので、行かないとですね」と笑う。それを受け奥田は「(孫の)憧れの人が亜嵐だったんだけど、『亜嵐くんは王子様?』って聞いたら、『ううん、王子様じゃない』って言っていて、亜嵐もただの男なんだなと思いました」と語って笑いを起こした。
最後の挨拶では白濱が、配信番組の企画でGENERATIONSメンバーと本作を鑑賞したことを回想。「小森(隼)っていうのがいるんですけど、号泣してましたね。メンバーに映画のキャッチコピーを考えてもらったので、その中で一番よかった小森のコピーを発表します」と話し始める白濱だったが「えっと……キュンとぴえんが入り交ざる……人との距離がある今だからこそ……誰かを思って……?みたいな……。まあそんな感じでした」と雑に紹介してしまう。続く平が「皆さんも今周りにいる方を大事に、一緒に歩んでいっていただけたら。記憶に残る、心に残る作品になっているとうれしいです」ときれいにまとめ、イベントを締めくくった。
「10万分の1」は全国で上映中。
映画ナタリー @eiga_natalie
「10万分の1」白濱亜嵐、GENERATIONS小森隼が考えたキャッチコピーを雑に紹介(写真25枚)
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