伊原六花が「どんぶり委員長」で丼愛に目覚める、小西詠斗は毎日玉ねぎをスライス

ドラマ「どんぶり委員長」の記者会見が本日10月20日にオンラインで行われ、キャストの伊原六花、小西詠斗、前田航基、伊藤理々杏（乃木坂46）が出席した。

市川ヒロシによるマンガを映像化した本作は、真面目でちょっと高飛車な学級委員長の女子高生が“どんぶり飯”にのめり込む姿を描くグルメラブコメディ。お嬢様育ちで少し上から目線な言動が多い委員長を伊原、父子家庭で育った料理上手な男子・吉田を小西が演じた。

撮影現場から駆け付けたキャスト陣は、それぞれの役をリレー形式で紹介していくことに。伊原は「委員長と吉田は正反対です。吉田は授業に遅刻するわ、買い食いするわ、委員長の言うことは聞かないわでトリプルエリートヤンキーなんです」と述べる。小西は前田演じるクラスメイトの太田について「原作で太田を見て、『なんだこのマスコットキャラクターは』と大好きになりました。原作では名前がなくて、あとがきでクラスメイトくんと書かれているんですが……」とコメント。「吉田が唯一気を許してる親友という関係です」と話した。

前田は同じくクラスメイトでアイドル役の山笠について説明。「太田にとって彼女は女神様というか、いわゆる推し」と言い、太田が山笠にもてあそばれているキャラクターだと続けた。委員長とは吉田を取り合うライバル関係にある山笠役の伊藤は「作品の中で常に2人はバチバチしております。何回にらみ合ったかわからないくらい」と笑顔で振り返った。

役作りについて尋ねられた伊原は、「丼をかっこんだことがそんなになかったので、どういうふうにしたらおいしそうに見えるか考えました」と回想。「でも撮影に出てきた丼がめちゃくちゃおいしくて、丼愛に目覚めましたね」と自然に撮影を楽しめたと述懐した。「この役をもらうまで包丁もまともに握れないくらいだった」と話したのは小西。「撮影が始まるまで家ですごく練習しました」「毎日スーパーで5個入りの玉ねぎを買って。スライスした玉ねぎでオニオンスープを無限に作って食べていました」と陰の努力を明かす。調理シーンはすべて自分で行ったとも述べた。

現場の印象について前田は、ほかの作品の撮影ではいつも自分が最年少になることが多かったと前置きつつ、「今回はみんな歳下。実際に自分は弟がいるお兄ちゃんなので、楽しい弟妹という感じです」と振り返る。また伊藤は小西の調理を手伝うシーンを回想し、「すごく緊張して手が震えてないかとか不安でした（笑）。ですが、皆さんのお手伝いのおかげでなんとか成功しました」とほっとした様子を見せていた。

会見には市川も登場。「家で自分1人で描いていたマンガが2次元から3次元の世界に行って、素敵な演者さんと素晴らしいスタッフさんのおかげでとてもよい作品になったことをとても感謝しています」と礼を述べる。加えて主題歌「Don't Blink」を担当したB.O.L.Tも姿を見せたほか、脚本を執筆した池田テツヒロ（池田鉄洋）からのメッセージが読み上げられるシーンもあった。

イベント終盤には、ドラマのエンディングでキャストが主題歌に乗せて「どんぶりダンス」を踊ることが明らかに。あわせて「どんぶりダンス」を自由にアレンジ・演出して踊った動画をTwitter上で募集する視聴者参加型企画「どんぶりダンスコンテスト」の開催も発表された。楽曲の音源、お手本動画は後日公式サイトに掲載予定だ。募集は初回放送に合わせて10月24日24時にスタート。応募動画は番組スタッフと出演者によって選定され、入賞者には豪華賞品がプレゼントされる。

「どんぶり委員長」は10月24日より、BSテレ東で毎週土曜深夜にオンエア。4K制作ドラマとしてBSテレ東4Kでも放送される。またひかりTVでは1週間先行配信。久万真路、進藤丈広、吉川鮎太が監督に名を連ねた。なお劇中に登場する丼の器は、オンラインショップ「テレ東本舗。WEB」で限定発売される。

真夜中ドラマ 「どんぶり委員長」

BSテレ東、BSテレ東4K 2020年10月24日（土）スタート 毎週土曜 24:00～24:30
テレビ大阪 2020年10月24日（土）スタート 毎週土曜 24:56～25:26
※ひかりTVで1週間先行配信