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浅田による写真集「浅田家」「アルバムのチカラ」を原案に、4人家族の次男として育った彼の半生を描く本作。この日の舞台挨拶は、上映終了後に観客の前で行われ、全国150館の劇場へ生中継された。主演を務めた二宮は、「こうして舞台挨拶ができて本当によかったです。全国の皆さんにこうやって登壇者が出てきて挨拶する姿をお見せすること自体が久々なんじゃないかと思います」と初日を迎えた喜びと感謝を伝える。
印象に残っているシーンを聞かれた二宮は「お母さんに殴られるシーンが“浅田家”を一番象徴していていいシーンだなと思います。一見普通の家族と逆転しているように見えるけど、でもそれが不思議とフィットしていて、温かさを感じるシーンで『浅田家らしいな』と思いました」と回答。妻夫木は「少女が父親の写っている写真を探すシーンがグッときました」と答え、二宮との共演については「二宮さんは本当に人たらしで、人との間に壁を作らず、常に自由に羽ばたいているような人なので、一緒にいるとこちらまで感情豊かになりました」と語った。
同じ質問に平田は「父親が亡くなった娘の写真を探すシーンにグッときました。僕も父親なので、そういう話に弱くて……」とコメント。また、風吹は「とても楽しい作品に参加できてうれしかったです。観た人が多幸感に包まれる作品だと思います」と本作を紹介し、黒木は「温かい映画に参加できてとてもうれしいです。実際に浅田さんがコスプレ家族写真を撮影している姿にグッときました」と振り返った。最後に二宮は「久しぶりに舞台挨拶をやらせていただきましたが、今後もこういう形で映画の世界は戻ってくると信じています。みんなで同じものを観て共有するという行為が映画の価値を高めることだと再認識しました」と改めて観客に語りかけ、舞台挨拶を終えた。
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二宮和也「浅田家!」初日に観客へ感謝、「映画の世界は戻ってくると信じてます」 - 映画ナタリー
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