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村上が主演した「銃」の原作者である中村。「『ソワレ』は好きな映画でした。観ている人にとってはきついシーンもあるかもしれないけど、それが重要なところでもあると思いました。すごくよかったです」と語り、プロデューサーを務めた
外山にとって2本目の長編映画となった本作。村上は「外山監督はこれまで短編、中編でやってきたことが、長編になるということで、気合いが入っていたんですが、豊原さんは長編だからとか商業映画だからじゃなく、外山監督らしくあれと、追求していました。僕も脚本開発の早い段階からお話をいただいて、とても稀有な体験でしたね。作っていく過程が楽しかったです」と回想する。
イベント中盤には中村が村上との印象に残っているエピソードを披露する場面も。中村は「『銃』に主演したとき、虹郎くんがプロデューサーに『ポスター撮影を早い時期にしてほしい』と頼んだという話が印象に残っています。『役に入り込んでハマっているときと顔が変わってしまうから』と。その話を踏まえて『ソワレ』を観ると、やっぱり顔が違うんですよね。役者って不思議だなと思いました」と言及した。
最後に村上は「(新型コロナウイルスで)地方も大変だという話を聞いています。もしこの映画が心に残ったら、『地方にも届け』という思いをいただけるとうれしいです」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
「ソワレ」はテアトル新宿ほかで公開中。
映画ナタリー @eiga_natalie
村上虹郎が「ソワレ」イベントで中村文則とトーク、“絶対に断れない”オファーを回想
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