過去作の短編をそのまま使った理由は?「おもかげ」監督がトークショーで明かす

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「おもかげ」の試写会が9月18日に東京のインスティトゥト・セルバンテス東京で行われ、オンライントークショーに監督のロドリゴ・ソロゴイェンが出席した。

ロドリゴ・ソロゴイェン

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「おもかげ」ポスタービジュアル

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6歳の一人息子を失ったエレナの希望と再生の旅路を描く本作。ソロゴイェンが2017年に製作した15分の短編「Madre」がオープニングとして使用されている。その理由をソロゴイェンは「『Madre』を本当にたくさんの人に気に入ってもらえたこともありますが、このチームで一緒に仕事をした機会が本当に楽しくてエネルギッシュで、皆とまた一緒に仕事をしたいと思いました」と振り返り、「エレナを演じるマルタ・ニエトの時間の経過を感じてもらえるように、短編をそのまま使いました。短編と『おもかげ』の撮影の間隔は2年ですが、彼女自身、体つきが変わるぐらいがんばってくれました」と明かす。

「おもかげ」

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「おもかげ」オンライントークショーの様子。

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本作の舞台となったフランス南西部のリゾート地ヴュー=ブコー=レ=バンについては、「語りたい物語があり、そのうえでロケ地を探していくうちに少しずつ絞り込んでいきました。私自身、ここを訪れたことが何度かあるんですが、いざ撮影する場所として見てみたら本当に素晴らしいと思いました。大自然に囲まれていて、天気によって表情が変わります」とコメント。さらに、エレナの心情と海や空の色がシンクロしていたことについて聞かれると「まさにその通りです」と同意し、「彼女は10年間なんとか生き延びてきました。この映画を通じて彼女が再び生きるようになるまでのさまを見せたかったんです。そのために、それを目に見えるありとあらゆるものを使って表現したかったので、おっしゃる通り、ときには雨が降るのを待ちながら、天気がいいときを待ちながら撮影を進めていきました」と撮影を述懐した。

「おもかげ」は10月23日より東京・シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国でロードショー。

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