「お花のセンセイ」丸子はマリコと正反対?沢口靖子、華道家元の新人議員役を語る

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ドラマスペシャル「お花のセンセイ」の合同取材会が東京都内で行われ、主演を務める沢口靖子が出席した。

「お花のセンセイ」

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本作は、華道家元にして新人議員の鳳丸子を主人公とする社会派コメディミステリー。“神輿候補”として衆院選に担ぎ出された丸子だが、困った人々を見捨てることのできない彼女は、社会の闇に直面しながらも“世界一の誠実さ”を持って奮闘していく。

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丸子を演じた沢口は「華道家元の女性が、男社会の政治の世界で哲学を貫きながらたくましく生きていく姿が描かれていて、心打たれました」と脚本を読んだ印象を述懐。役作りのために華道家から直接指導を受けたそうで、「例えば自然な枝ぶりを生かしてあげることや、お花の一番いい顔をこちらに向けてあげること、ときには枯葉や虫食いの葉を残して作品として完成させること。そういった先生のお花に対する哲学が丸子の精神に通ずるものがあると感じ、参考にさせていただきました」と述べる。

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ドラマ「科捜研の女」で長年にわたり主人公・榊マリコを演じてきた沢口。「丸子はおだやかで落ち着いていて、周りを安心させてくれるような人。マリコは科学オタクで、自由でフランクで周りを巻き込んでしまうマイペースな人です」と対照的な2人のキャラクターを説明する。また、丸子の秘書・幸田光喜役で共演した八嶋智人とのシーンを振り返り、「久しぶりにご一緒させていただいた八嶋さんとの掛け合いは、とても楽しかったです。お芝居が面白くて、リハーサルのときに笑ってしまうことがありました(笑)」とほほえんだ。

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丸子の政見放送のシーンでは、台本約3ページもの長ゼリフに挑んだという。「毎日唱えるようにして覚えました」と語る沢口は、「お花との出会いから、これまでどんなふうにお花や人に向き合ってきたかなど、丸子の考え方、生き方が語られていて役作りのベースにもなった大切なセリフです」と明かす。さらに参考として、黒木瞳が出演した「連続ドラマW スケープゴート」や、草刈正雄が総理大臣を演じた「連続ドラマW オペレーションZ ~日本破滅、待ったなし~」、海外ドラマの「マダム・セクレタリー」を鑑賞したことを回想。最後に「永田町を舞台にした社会派ドラマでもあり、またヒューマンドラマでもあり、そして私演じる丸子と八嶋さん演じる秘書・幸田の成長物語でもある作品です」と本作を紹介した。

「お花のセンセイ」は、テレビ朝日系で8月30日21時から放送。

ドラマスペシャル「お花のセンセイ」

テレビ朝日系 2020年8月30日(日)21:00~22:54

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(c)テレビ朝日

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よっしゃん @uhn39599

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