「健さん」「エリカ38」で知られる
達也を永瀬、故郷で苦悩する次男・章人を
音楽を担当したのは「殺人の追憶」「新聞記者」などを手がけ、「健さん」にも参加した岩代太郎。撮影は「エリカ38」でもタッグを組んだ高岡ヒロオ、美術は「3人の信長」のYang 仁榮が担当した。なお本作では、劇映画として熱田神宮が初めてスクリーンに登場する。
また作品の舞台である名古屋の映画業界を盛り上げるため、愛知県内の映画館で使える劇場鑑賞券“未来チケット”を発売。日比によるロケ地ツアー付きのコースも用意されている。詳細は特設サイトで確認しよう。日比のコメントは以下の通り。
日比遊一 コメント
意見や考え方を欲してもいないのに、勝手に情報が入ってくる、ある種、地上すべての人が表現者となった時代。世界をファインダーを通して見つめてきたはずなのに、やりたいこと、やるべきこと、人間として大切な何かを見失ってしまった。弟の死と向き合った際、ある種の答えが浮かんだ。今の時代に合わせた作品を創るのではなく、次世代のために伝えることがある。それは、祖父母や両親や兄弟や生まれ育った故郷が私にしてくれたこと、教えてくれたことだった。コロナという困難な時代にこそ、今作品を観る一人一人が、本当に大切なこととは何かを自問していただけるきっかけになればと願っている。
関連記事
永瀬正敏の映画作品
関連商品
じろさん(じろともトン) @jirotomoton
永瀬正敏、オダギリジョー、金子ノブアキが兄弟役、名古屋舞台の「名も無い日」公開 - 映画ナタリー
#マイナタリー
https://t.co/d7yFEfcXS7