ドキュメンタリードラマ「Akiko's Piano 被爆したピアノが奏でる和音(おと)」がNHKで製作決定。
広島の原爆投下によって命を落とした女性・河本明子と、焼け残った彼女のピアノにスポットを当てる本作。明子の在りし日の姿を、日記をもとにドキュメンタリーとドラマを交えて描き出す。なお、広島では2020年8月、彼女をイメージして作られた曲「Akiko's Piano」が、被爆したピアノで初演される。
明子を演じる芳根は「台本の表紙に、明子さんにとって大切な大切なピアノとトマトの絵が描いてありました。私も幼い頃からピアノとトマトが大好きで、沢山の思い出があるものたちです。そんな運命を感じる明子さんの一生を、丁寧に繊細に生きます」と語った。明子の父・源吉役の田中、母・シヅ子役の真飛、教師・竹内役の町田のコメントは以下に掲載している。
「Akiko's Piano 被爆したピアノが奏でる和音」は、終戦記念日の8月15日にNHK BSプレミアムとNHK BS4Kで放送。ドラマ「執事 西園寺の名推理」の田中眞一が脚本を手がけた。
Akiko's Piano 被爆したピアノが奏でる和音(おと)
NHK BSプレミアム・BS4K 2020年8月15日(土)18:00~19:29
芳根京子 コメント
台本の表紙に、明子さんにとって大切な大切なピアノとトマトの絵が描いてありました。私も幼い頃からピアノとトマトが大好きで、沢山の思い出があるものたちです。そんな運命を感じる明子さんの一生を、丁寧に繊細に生きます。精一杯頑張ります。
田中哲司 コメント
原爆を題材にした数々の作品の中で、今回の主人公はピアノです。被爆してもなお、懸命に生き残ったピアノと、倒れていった少女。そしてその時代を懸命に生きた人々の物語。僕たち、原爆を知らない世代にとって、それは想像の範囲でしかないのですが、至純の気持ちで取り組もうと思っています。
真飛聖 コメント
75年前に本当にあったピアノが大好きだった女の子とその家族の物語……今回出演させていただくことで、初めて知りました。主人公明子の純粋な心、淡い恋、家族の絆が繊細に描かれているドラマだと思います。広島の原爆の恐ろしさだけではなく、その時代を懸命に生きたそれぞれの人生に想いを馳せていただけたら嬉しいです。
町田啓太 コメント
河本明子さんの日記にも登場する先生をモチーフにした役を演じさせて頂くことになりました。この作品に参加することができ、気が引き締まる思いです。みなさんの心に届くように真心を持って作品づくりに挑戦したいと思います。
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芳根京子や町田啓太が被爆したピアノ描くドラマに出演、終戦記念日に放送(コメントあり) https://t.co/Makwr59dGj