「鵞鳥湖の夜」封切り日が決定、グイ・ルンメイは「藍色夏恋」日本公開当時を振り返る

新型コロナウイルスの影響で封切り延期となっていた「鵞鳥湖（がちょうこ）の夜」の新たな公開日が、9月25日に決定。主演を務めるフー・ゴーとグイ・ルンメイのメッセージ付き予告動画も到着した。

「薄氷の殺人」のディアオ・イーナンが監督と脚本を担当した本作では、裏社会の男チョウと水辺の娼婦として生きる女アイアイを軸に 、中国社会の底辺で生きる人間たちが描かれる。誤って警官を射殺したチョウをフー・ゴー、逃走中のチョウの前に現れた謎の女アイアイをグイ・ルンメイが演じた。

YouTubeで公開された映像の中でフー・ゴーは「皆さん、ぜひ『鵞鳥湖の夜』を観に来てください。ありがとうございます」とコメント。またグイ・ルンメイは出演作「藍色夏恋」が日本で公開された2003年当時のことを振り返り、「当時、日本の皆さんには作品だけでなく、演じた役を好きになっていただき、とてもうれしかったです」と思いを語る。そして「20年が経ち今回はまったく異なる役、風俗嬢のリウ・アイアイを演じています。この20年間の成長や変化を日本の皆さんにも感じていただき、作品を好きになってもらえたらとてもうれしく思います」と期待を込めた。

リャオ・ファン、レジーナ・ワンもキャストに名を連ねた「鵞鳥湖の夜」は東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。なお、すでに購入済みの前売り券は、延期後の上映でも使用することができる。