「愛の渦」「娼年」などで知られる
全4回、4クラス制の本ワークショップには、三浦の指導をリアルタイムで体験することができる配信クラスも用意された。参加費は3万3000円で、各クラスの定員は10名。18歳以上であることが参加の条件となり、応募フォームから申し込みを受け付けている。7月15日から7月25日まで銀座九劇アカデミアで稽古を実施。7月27日から8月6日まで一部参加者の選抜稽古期間を経て、8月7日から8月9日にレプロエンタテインメントが運営するオンライン型演劇場・浅草九劇で成果発表が配信される。詳細は劇場公式サイトで確認を。
三浦は「このご時世の中、一旦、立ち止まっている方も多いかと思います。僕もその中の一人です」と述べ「あらためて、創り手として『作品をつくる』とはどういうことなのか、役者として『演じる』とは何なのか、また新たな一歩を踏み出すために、皆さんと一緒に考える機会になればとも思っています」とコメントしている。
三浦大輔ワークショップ概要
1、2クラス
2020年7月15日(水)1: 12:00~16:00 2: 17:00~21:00
2020年7月16日(木)1: 12:00~16:00 2: 17:00~21:00
2020年7月22日(水)1: 12:00~16:00 2: 17:00~21:00
2020年7月23日(木)1: 12:00~16:00 2: 17:00~21:00
A、Bクラス
2020年7月17日(金)A: 12:00~16:00 B: 17:00~21:00
2020年7月18日(土)A: 12:00~16:00 B: 17:00~21:00
2020年7月24日(金・祝)A: 12:00~16:00 B: 17:00~21:00
2020年7月25日(土)A: 12:00~16:00 B: 17:00~21:00
※全4回(全日程参加可能な人のみ応募可能)
※4クラス制
三浦大輔 コメント
昨年も同じテーマで開催しましたが、今回はさらに突き詰めたものにしようと考えております。「映像」「舞台」、偏りなくやっている自分だからこそ、伝えられるものがあるはずだと思っています。僕の作品は、同じ作品で「映像化」「舞台化」両方されることが多く、それらのテキストを使い、それぞれの分野においての「役者の才」とは何なのかを、考え、試行錯誤してもらい(答えを見つけるのはなかなか難しいことですが)、ジャンルを問わず、活躍できる役者を目指そうというものが、このワークショップの趣旨です。
そして、このご時世の中、一旦、立ち止まっている方も多いかと思います。僕もその中の一人です。あらためて、創り手として「作品をつくる」とはどういうことなのか、役者として「演じる」とは何なのか、また新たな一歩を踏み出すために、皆さんと一緒に考える機会になればとも思っています。
そこで、今回のワークショップは、リモート参加という形式を取ろうと思います。実際の現場では、少人数限定のワークショップを行い、それをライブ配信し、リアルタイムで、その模様を拝見してもらい、リモートで質問や疑問点などにも答えようと思っております。なので、地方にお住まいの方、興味はあるが現場に来るのをためらってしまう方など、様々な方が気軽に参加できるようになるかと思います。もしかすると、しばらくは、これがワークショップのスタンダードなカタチになるのかもしれません。新しいワークショップのあり方を、完成度高く、提示したいと思っております。
そして、最終的に、今回のワークショップの目指すところは、一つの「作品」をつくるということです。ワークショップ後に、「作品」の参加希望者を集い、オーディションをさせてもらい、稽古期間、準備期間をとって、時流を見極めつつ、そのときにやれる最良のカタチで、「映像」または「舞台」作品、どちらかを発表したいと考えております。この「作品」も、リモートで不特定多数の人が観れるようなカタチにできればと思っています。この期間中、様々な作り手が、色々な方法で、「作品」をつくることに試行錯誤してきました。先のある未来に向けて、今やるべき「作品」とは何なのか、僕なりの考えですが、その一つの「答え」を見出せればと思っています。偉そうですみません。
是非、ご参加下さい。
映画ナタリー @eiga_natalie
「娼年」三浦大輔が演技ワークショップ開催、配信クラスも(コメントあり)
https://t.co/lilMFvAOoZ https://t.co/S8J8bcMkMO