今から約1800年前、中国・後漢の時代を舞台に、魏、呉、蜀の3国が覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた「三国志」。映画「新解釈・三國志」は、そんな「三国志」を“福田流の新解釈”で映画化したものだ。仁徳と義を重んじる蜀の武将・劉備玄徳を大泉が演じる。
これまで数々の福田作品に参加してきたムロは、蜀を導く天才軍師・諸葛亮孔明役で出演。大泉に「めちゃくちゃ軽い諸葛亮」と言わしめたほどの新解釈で演じる。ムロは「ムロくんの役は諸葛亮孔明です。と福田監督に言われました。本気ですか?と聞きました。本気、大丈夫、劉備役を大泉洋さんがやるから。と答えがきました」と役が決まったときのことを振り返った。
そして“桃園の誓い”で劉備と義兄弟になる2人、関羽役と張飛役には、それぞれ橋本と高橋がキャスティングされた。橋本は「ピリピリ感は皆無。ワンカットごとに監督の笑い声が響く。そこに大泉さんのゆるい空気感が相まってなかなか居心地のいい現場でした」と撮影を振り返り、高橋は「念願の福田組は狙っていくとウケないし、全然駄目だと思ったらオッケー出るし、わからないけど監督笑ってるし」などと苦労を明かしたのち「いやぁ、実に楽しかった」とまとめた。
YouTubeでは“チーム蜀”のメイキング映像を公開中。なお本作のキャストは今後、毎月3日に発表されていく。
「新解釈・三國志」は12月11日に全国公開。
ムロツヨシ コメント
ムロくんの役は諸葛亮孔明です。と福田監督に言われました。
本気ですか?と聞きました。
本気、大丈夫、劉備役を大泉洋さんがやるから。と答えがきました。
肩に力入れまくってガチガチの投球フォームで全力投球します。とお応えしました。
うん、普通に投げて。と返ってきました。
こんな時代にお届けしたい喜劇。
みんなで映画館で笑おう。
笑いに来てください。
笑ってください。
だから皆さん、それまで、どうか、
笑っていてください。
橋本さとし コメント
いよいよ「新解釈・三國志」上映ですか!
思い返せば、福田さんが演出していたミュージカルの稽古中に呼び出され、ダメ出しでも食らうのかと思ってビビっていたら、「三國志の関羽やりますぅ?」「あ、やりますぅ」という感じでいただいた役…
が、関羽って三國志で唯一神格化されてる武将ではないですか!!
これは気合いを入れなくてはと鼻息も荒く現場に入りましたよ。はい。
ところがピリピリ感は皆無。
ワンカットごとに監督の笑い声が響く。
そこに大泉さんのゆるい空気感が相まってなかなか居心地のいい現場でした。
まあ、福田さんは他力本願…いや失礼!
福田さんはスタッフにも役者にも絶対的な信頼を寄せていて、各々が最高の仕事をするのをガハガハ笑って見ているという感じ。
まるでニコニコしたジャイアン!
まさにプロフェッショナルな福田組でした。
高橋努 コメント
念願の福田組は狙っていくとウケないし、全然駄目だと思ったらオッケー出るし、わからないけど監督笑ってるし、三國志だから現場は遠いし、だけど中国じゃないし、役がデブの設定だし、肉襦袢は暑いし、装備は重厚だし、顔じゅう毛がモジャモジャだし、指と手にもモジャモジャつけるし、それでアクションやるの大変だし、馬に乗るの難しいし、初日から長台詞を長兄(劉備)と兄者(関羽)と合わせて言わなきゃいけないし、全然合わないし、でも監督オッケー出すし、めっちゃ笑ってるし、長兄はずっとグチグチ言ってるし、兄者は変なリアクション唐突にするし、皆さんの芝居に笑い堪えるの必死だし、監督めっちゃ笑ってるし、その笑い声聞こえてくるし、今回の自分のスタンスをムロ君に相談したら皆にバラされて恥ずかしいし、いやぁ、実に楽しかった。
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のぐちよしあき(元 配役宝典の中の人) @noyorin
大泉洋×福田雄一「新解釈・三國志」、諸葛亮孔明役はムロツヨシ「本気ですか?」(コメントあり / 動画あり) https://t.co/Lgb2eD8gi4