最新フランス映画を紹介する映画批評月間が明日から、ジャン・ドゥーシェ追悼も

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特集上映「第2回 映画批評月間 ~フランス映画の現在をめぐって~」が、明日3月6日から京都・出町座ほか大阪、東京、神奈川で順次開催される。

「第2回 映画批評月間 ~フランス映画の現在をめぐって~」ビジュアル

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オリヴィエ・ペール (c)Bertrand Noel

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フランスの映画媒体や批評家、専門家、プログラマーと協力し、選りすぐりの最新映画を紹介する同特集。2回目となる今回は、ロカルノ国際映画祭の元ディレクターで、現在はアルテ・フランス・シネマのディレクターを務めるオリヴィエ・ペールがセレクションを担当している。

アルテ・フランス・シネマはドイツとフランスが共同出資するテレビ局・アルテの映画部門。作家主義的な作品の製作を積極的に支援しており、ジャ・ジャンクー、マルコ・ベロッキオ、黒沢清ほか数多くの監督と組んできた。来日するペールは、日本の監督や批評家とトークに出席。ゲストには青山真治富田克也、五所純子、廣瀬純らが名を連ねた。

「リベルテ」

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「マダム・ハイド」 (c)Les Films Pelleas

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ラインナップにはアルテが共同製作した「シノニムズ」「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」「カブールのツバメ」など7本が並ぶ。加えてセルジュ・ボゾン特集としてイザベル・ユペールが第70回ロカルノ国際映画祭で主演女優賞を獲得した「マダム・ハイド」など4本も上映。

「今晩おひま?」

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「奇跡にあずかった男」 (c)M. Films

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さらに2019年8月に86歳で死去したジャン=ピエール・モッキーの監督作5本がスクリーンにかけられる。モッキーは本国フランスでカルト的人気を誇りつつ、日本ではほとんど紹介される機会のなかった監督だ。また2019年11月にこの世を去った映画批評家ジャン・ドゥーシェを追悼し、「ジャン・ドゥーシェ、ある映画批評家の肖像」も上映される。

そのほかの詳細はアンスティチュ・フランセ 東京の公式サイトで確認を。

第2回 映画批評月間 ~フランス映画の現在をめぐって~

2020年3月6日(金)~12日(木)京都府・出町座
2020年3月7日(土)~13日(金)大阪府 シネ・ヌーヴォ
2020年3月12日(木)東京都 ユーロライブ
2020年3月13日(金)~4月19日(日)東京都 アンスティチュ・フランセ 東京
2020年4月10日(金)~4月15日(水)京都府 出町座
2020年4月14日(火)京都府 同志社大学 寒梅館 クローバーホール
2020年4月16日(木)神奈川県 kino cinema横浜みなとみらい
2020年4月17日(金)神奈川県 シネマ・ジャック&ベティ

上映作品

<2019年ベスト アルテ共同製作作品>
「アリスと市長」
「君は愛にふさわしい」
「リベルテ」
「シノニムズ」
「見えない太陽」
「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」
「カブールのツバメ」

<セルジュ・ボゾン特集>
「モッズ」
「フランス」
「ティップ・トップ ふたりは最高」
「マダム・ハイド」

<ジャン=ピエール・モッキー特集>
「今晩おひま?」
「言い知れぬ恐怖の町」
「ソロ」
「赤いトキ」
「奇跡にあずかった男」

<ジャン・ドゥーシェ追悼>
「ジャン・ドゥーシェ、ある映画批評家の肖像」

※kino cinemaのeはアクサンテギュ付きが正式表記

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