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第72回カンヌ国際映画祭をはじめ、各国の映画祭で映画ファンを沸かせてきた本作。窪田演じる主人公のプロボクサー・葛城レオが、ヒロイン・モニカと出会うのがこの歌舞伎町だ。本日は窪田と三池が“恩返し”すべく、歌舞伎町で定期的に行われている清掃イベントに参加し、新宿区長の吉住健一と約60名のボランティアとともにゴミ拾いをする運びとなった。
出発式では、窪田が「新宿の皆様おはようございます! 『初恋』でお世話になった街をきれいにしてきます!」と意気込み、三池は「(窪田が)『力尽きるまでやる』と言ってるので、見届けてもらいたい」と報道陣にアピールする。そして一行はウインドブレーカーを着用し、軍手とトングを手にした姿で、新宿区役所を拠点に街へ繰り出した。
ひと通り清掃を終えて戻って来ると、窪田は「歌舞伎町の街自体がきれいですが、細々としたゴミが残っていました。小さなことでもやることで気持ちよくなるし、きれいになるのはいいこと。活動に参加できてうれしく思いました」とコメント。三池は「撮影でお邪魔したときは上しか見ていなかったけど、足元を見てみるといろいろなものを発見できました。僕らの仕事的にはゴミにも味を感じてしまうというか……『これは誰がどうして捨てたんだ』とか。ドラマがありますよね。勉強になりました」と感想を述べた。そんな2人に、区長の吉住は「細かいゴミまで拾っていただいて」と感謝を伝える。
「初恋」の歌舞伎町ロケについて、窪田は「遠くから撮ってもらったシーンでは、周りにスタッフがいなかったので『あいつ見たことあるぞ』って絡んでくる人もいたり。そういうのもリアルでよかった。歌舞伎町で大森南朋さんをぶん殴ったのも、いい経験をさせてもらいました」と回想。三池から「もっとクリーンなこと言ってよ!」とツッコミが入ると、「(レオとモニカの)出会いもこの歌舞伎町なので。登場人物の歴史がここに集約されております(笑)」と改めて語る。また「撮影は夜が多かったので、(昼間の歌舞伎町は)いる人が違うなと。夜の名残がある人もいれば、新しく朝を迎えて来た人も。ここまで2つの顔を持った街はほかにないと思います」と、歌舞伎町への印象を口にした。
「初恋」は2月28日に全国で公開。窪田のほか、内野聖陽、大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー、村上淳らが出演する。
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