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余命わずかだと宣告されたプロボクサー・葛城レオが、何者かに追われる少女・モニカを助けたことから裏社会に足を踏み入れていくさまを描く本作。レオ役の窪田は「たくさんのいろんな映画祭に行ってやっと本国の日本に戻ってくることができて感慨深いです」と喜びを噛みしめ、途中でマイクが切れてしまったことにも構わず、地声を張り上げて「よろしくお願いします!」と挨拶する。その後の一言挨拶では、キャストたちが「よっ!」と掛け声を交わし合い、三池の番になると「よおーっ!」「監督!!」と一際大きな声で盛り上げた。
MC役を買って出た大森に撮影秘話を尋ねられた内野が、実際に行きつけだというホームセンター・ユニディのシーンを「そこを血まみれ、はちゃめちゃにしちゃったので大丈夫だったのかなって」と振り返ると、三池は「社長も試写を観に来てくれて、またお願いしますって言ってくれて。だからたぶんもう燃やしても爆破しても大丈夫!」と飄々と返して爆笑をさらう。内野は「三池さんの脳みその中っていうのは本当に自由でやんちゃなエネルギーが激しく逆巻いているんだなって思いました」と惚れ惚れした様子で述べ、窪田は「普通じゃありえないシーンをどれだけリアルに突き詰めるかっていう。なんでしょう、それは監督の頭がいかれちゃってるとしか言いようがないけど(笑)。でもそれが本当は僕たちが求めているものなんだと思います」と三池の魅力を分析した。
三池組に初参加となったのは、小西、ベッキー、村上の3名。村上は「あこがれにあこがれまくった初の三池組だったんですけど、監督もスタッフ完っ璧でしたね」と述懐し、小西も「皆さんの『面白い映画を作るぞ!』という熱意が伝わってきました」と同意する。新宿・歌舞伎町を絶叫しながら裸足で走る演技をやってのけたというベッキーが「阿吽の呼吸がすごかった。感情マックスで撮ってほしいときに何も言わなくても監督が『はい、カメラ回して』って言うんです」と明かすと、大森は「めっちゃ怖かった。俺の知ってるベッキーじゃなかったもん」と恐れながらも称賛した。
「2020年にやりたい初〇〇は?」というトークテーマでは、窪田と染谷が「登山」という回答で一致。「ずっと富士山に登りたいって言ってるんですけど、今年こそは。自分の奥様と一緒に行きたいなと思います」と笑顔を見せた窪田が「もしあれだったら染ショーも行きましょう!」と誘うと、染谷は「そんなそんな!」と両手を振って辞退する。また、本作がきっかけで喫煙者になったという内野は「禁煙」、子供が誕生した大森は「公園デビュー」、小西は「海外旅行」、ベッキーは「味噌の仕込み」と答えていき、「2020年じゃなくて2024年くらいの話なんですけど」と前置きした村上は「初監督をやりたいなと。そのときは三池さんが主演で歌舞伎町を裸足で走ってください(笑)」とリクエストした。
「初恋」は2月28日に全国で公開。
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﨑村昂立 /🔺YAMAP @moralkeeper
> 2020年にやりたい初〇〇は?」というトークテーマでは、窪田と染谷が「登山」という回答で一致。
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