「初恋」は、余命わずかと宣告されたプロボクサー・葛城レオと何者かに追われる少女モニカの逃避行を描いた物語。
本作は三池への熱烈なオファーによって始まったそう。紀伊は「1990年代から2000年代頭くらいまでにかけて勢いのあったVシネマを現代に、それも、スターをそろえてやりたいなと思い、三池さんのところに話を持っていったのが『初恋』です」と語る。
ヒロインのモニカを演じた小西は、3000人の応募があったオーディションで選ばれた。紀伊は彼女との出会いを「最終日の、僕らが疲れ果てた状態に、彼女(小西)がやってきて。入ってきたときに『あ、来た』と」と回想し、「技術的にもまだまだ。ほぼほぼ素人だったんですけど、存在そのものや、立ち姿がキャラクターにフィットしていると監督が感じていたようです」と抜擢の理由を明かす。さらに「基本的に僕は監督が望むようにしてあげたい。ただ、僕はこの映画でビジネスをしないといけない。その距離感みたいなものは大事にしたいなと」とプロデューサーの役割に言及している。
「初恋」は全国の劇場で上映中。
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