瀬々敬久が「楽園」と「ジョーカー」の共通点語る、活弁シネマ倶楽部に登場

1

52

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 11 31
  • 10 シェア

楽園」の監督を務めた瀬々敬久がWeb番組「活弁シネマ倶楽部」に登場。YouTubeで動画が公開されている。

左から瀬々敬久とMCの森直人。

左から瀬々敬久とMCの森直人。

大きなサイズで見る(全5件)

吉田修一の短編集「犯罪小説集」をもとにする「楽園」は、5編からなる原作のうち「青田Y字路」「万屋善次郎」を組み合わせて脚色したサスペンスドラマ。未解決の少女失踪事件と12年後に同じ場所で起きた事件を軸に、村人の人生が交錯していくさまが描かれる。

左から瀬々敬久とMCの森直人。

左から瀬々敬久とMCの森直人。[拡大]

MCの森直人から「楽園」と「ジョーカー」を比較する声が多いと指摘された瀬々は、「ジョーカー」に関して「弱者の映画ですよね。格差社会で、弱者がないがしろにされていく中で、弱者が反乱を起こす」と言及し、「共通点はすごくあるなと思いました」と同意。そして「『ジョーカー』を観ている人は、ジョーカーに感情移入する。でも、僕たちの『楽園』は、観ている最中に、だんだん“ひょっとして僕たちもジョーカーをいじめている側なんじゃないか”と、思ってしまわざるを得なくなる」と2作の違いを分析した。

瀬々敬久

瀬々敬久[拡大]

また原作者の吉田について、瀬々は「内面描写をほとんど描かない。そのときの気持ちをほとんど描かない方」と述べ、吉田と自身の作家性についても語っている。加えて「楽園」がもともと3部構成の予定だったことも明かした。

「楽園」は全国で公開中。

この記事の画像・動画(全5件)

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

瀬々敬久が「楽園」と「ジョーカー」の共通点語る、活弁シネマ倶楽部に登場(動画あり)
https://t.co/uH7FenDhcr

#瀬々敬久 #楽園 https://t.co/PLjGabnoPb

コメントを読む(1件)

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 楽園 / 瀬々敬久 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。