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EXILE HIROがプロデュースする「HiGH&LOW」シリーズと、高橋ヒロシによるマンガ「クローズ」「WORST」がコラボした本作。まず応援上映の前に、鬼邪高全日制・清史役のうえきや、ジャム男役の福山、中岡役の中島、そして鳳仙学園四天王・沢村正次役の葵、仁川英明役の小柳、志田健三役の荒井が登壇した。さらにサプライズゲストとして、鬼邪高全日制・轟洋介役の前田、芝マン役の龍、辻役の鈴木、希望ヶ丘団地出身・前川新太役の矢野がステージに上がり、客席から大歓声が。声出し練習のコーナーでは前田が「僕『行くぞてめえら』を言ったことがなくて……今日はもうこれ以上わがまま言わないので、言わせてください!」と切り出し、村山良樹の名ゼリフ「行くぞてめえら!」を叫んで会場を盛り上げた。
そのまま10名は応援上映に参加した。彼らは鬼邪高全日制の赤、定時制の青、鳳仙の白、希望ヶ丘団地の緑といったように、シーンに合わせてサイリウムの色を変えて楽しんでいる様子。最前列に座っていた前田は、観客から見えていないにもかかわらず、轟のシーンで歓声が起こると何度もお辞儀を繰り返す。村山が轟に「みんながお前についていくとは限らない」と言うシーンでファンが「ついていくよー!」と口々に叫ぶと、前田は「ありがとう。ついていってあげて!」と感激。村山が“大人”について考える場面では、前田も「村山あ……」と感慨深げな声を上げた。
そのほか佐藤流司演じる泰志が襲われるシーンでは、うえきやが「泰志ー! ごめんねー!」と、清史がそばにいなかったことを詫びる。志田は鳳仙が電車から降りてくるカットでその姿がなく、次のシーンで人々をかきわけて前に出てくることについて、荒井は「(駅の)出口間違えたー!」と説明。志尊淳扮する上田佐智雄が、病み上がりの沢村の肩をコツンとたたくシーンでは、葵が「まだ痛いよー!(力加減)強めだよー!」と叫び、鳳仙が団地にやってくる場面でファンが「電車賃はー?」と聞くと、荒井が「歩いて来ました!」と回答。また小柳は、川村壱馬演じる花岡楓士雄がスプレー缶に向かって石を投げるシーンで「もっと右ー!」「次は当たるぞー!」と応援したほか、「顔の治安がいいー!」「水たまりー!」など応援上映おなじみとなったフレーズを使いこなしてみせる。なおこの応援上映では、轟のシーンで「麗しい!」、河原の決闘冒頭で「すすき! 布! からの……志田ー!」といったキラーフレーズが誕生し、轟と小田島有剣のバトルシーンなどでは自然と拍手喝采が起きていた。
応援上映が終わると、小田島役の塩野が大歓声の中ステージに迎えられる。矢野は上映の感想を「僕のシーンで一番歓声が大きかったの『地ー!』だから……」と、新太のネックレスが映し出されるシーンを回想。この日のどの調子が悪かった中島は、ガサガサの声で「ガサガサー!」と叫んで笑いを起こした。龍は「ICUー!」と応援上映中の人気フレーズを叫び、鈴木は「鈴木ー! 昂秀ー!」と自分の名前でコールアンドレスポンスし、小柳から「それはご自身のライブでやっていただいて……(笑)」と言われてしまった。そして葵は、ファンの「唯ちゃーん!」という声に「大事にします!」と答え、塩野に小声で「佐智雄がいなくてよかったね」とつぶやかれる。荒井は「シダケーン! 足が速ーい! カメラからすぐいなくなるー! もったいないねー!」と立て続けに叫び、テンションの上がった観客から歓声を浴びた。
役作りに関する話題では、うえきやが「相方の泰志のおかげですね。現場でも毎日、泰・清一派をどうするか話し合っていました。この作品で一緒に泰・清をやれてうれしかった」と佐藤への感謝を述べる。クランクイン前、川村と吉野北人と3人で1カ月間演技のワークショップに臨んだという福山は「2人が引っ張ってくれて、ジャム男を演じやすくしてくれました。2人をかっこいいと思うために(
普段アドリブをしないという前田は、本作で唯一と言えるアドリブシーンを説明。「楓士雄にデコピンするシーンだけはどうしてもやらせていただきたくて。台本のト書きに書いてないのが不思議なくらいだったんです。たぶん、楓士雄に先輩風を吹かせたかったんでしょうね(笑)」と、ファンにはたまらない裏話を披露する。そして矢野もアドリブシーンを「楓士雄に『お前に何がわかるんだよ』っていうセリフは、僕が勝手に言いました。壱馬をびびらせてやろうという気持ちもありました(笑)」と明かしてニヤリと笑った。
「役作りはテキトーです!」と言い切った塩野は「急にアラレちゃんが降ってきたり、急にドロンジョ様が降ってきたりしただけです」と、「オヨヨ」「やっておしまい」というセリフの成り立ちを解説。すると葵は、沢村がリンチされるシーンの撮影現場での秘話を「僕は演技経験が少ないんですが、雨の中倒れるシーンが続いていたとき、塩野くんが横にきて『今役者って感じする?』って言ったんです」と明かした。
「続編があるならどんな物語がよいか?」と聞かれた前田は「個人的に轟一派への思いが強いので、3人のプライベートな会話を描いてほしい」と回答。「ドラマ(『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』)で轟が他校に乗り込んでいくシーンでは、実はそういう会話もあったんですけど……」とカットされたシーンを紹介するも、その内容についてはファンの想像に任せることに。同じ質問に塩野は「昨日敦史くんと話したんですけど、鳳仙組が髪の毛生えているところから撮影して、どんどん髪をなくしていって、最終的に入学のシーンで全員スキンヘッドになりたい(笑)」と楽しそうに夢想した。
最後に塩野は「この映画が今の若い世代に影響を与えるくらい社会現象になってほしいので、皆さん引き続き(Twitterで)つぶやいて、応援上映があったら奇声を発して、もっともっと盛り上げてください」と観客に語りかける。そして前田が「顔合わせのとき、偉い方に『この中からスターが1人でも多く出るよう、がんばります』と言っていただいたんです」と振り返ると、小柳は人気沸騰中の塩野を指差して囃し立てる。前田は続けて「この作品の役を通して、それぞれの人間性にも興味を持っていただけたら」と、それぞれの役者としての存在感もアピールした。
「HiGH&LOW THE WORST」は全国で上映中。
※高橋ヒロシの高は、はしごたかが正式表記
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「HiGH&LOW」応援上映、前田公輝がファンへ「轟についていってあげて!」(写真50枚) https://t.co/a0RgwMQxge
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