デジナタ連載 「HiGH&LOW THE WORST」中務裕太×小森隼|兄弟役で俳優デビュー!4K有機ELビエラで「HiGH&LOW」名シーン鑑賞

EXILE HIROがプロデュースする「HiGH&LOW」と、髙橋ヒロシによる伝説の不良マンガ「クローズ」「WORST」がコラボした新作映画「HiGH&LOW THE WORST」が、10月4日に公開される。本作は、「HiGH&LOW」の鬼邪高校全日制と、「クローズ」「WORST」でおなじみの鳳仙学園が、互いの大事なものを守るために激突するアクション大作だ。

映画ナタリーでは「Panasonic presents デジナタ」連載の1つとして、本作で俳優デビューを果たしたGENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太と小森隼にインタビュー。「HiGH&LOW」に出演することが夢だったという2人に、「4K有機ELビエラ GZ1000シリーズ」などを使って過去作の名シーンを振り返ってもらった。さらに後半では、今回2人が演じた“オロチ兄弟”の知られざる設定や、村山良樹役の山田裕貴との秘話も明らかに。

取材・文 / 浅見みなほ 撮影 / ヨシダヤスシ
ヘアメイク / 寺本剛(JUNESU) スタイリング / 吉田ケイスケ

Panasonic「4K有機ELビエラ GZ1000シリーズ」

Panasonic「4K有機ELビエラ GZ1000シリーズ」65v

有機ELパネルのビエラ。かつてのプラズマテレビと同じ「自発光方式」によって、1画素単位で輝度を制御し、映像本来の「黒」が再現可能に。暗部だけでなく明部の階調表現力も大幅に進化した。また地上デジタル放送やネット動画など、さまざまな映像を解析して4K並みに高画質化する機能も。最大出力50Wの2ウェイスピーカーシステムがDolby Atmos®に対応しており、臨場感ある立体音響を楽しめる。

Panasonic「おうちクラウドディーガ 4Kチューナー内蔵モデル DMR-4W400 / 4CW400」

Panasonic「おうちクラウドディーガ 4Kチューナー内蔵モデル DMR-4W400 / 4CW400」

「新4K衛星放送」チューナー内蔵のBlu-rayレコーダー。4K放送の2番組同時録画や、長時間録画にも対応している。ハイビジョン放送やBlu-rayディスクも、高精細で立体感にあふれる4K並みの映像にアップコンバートし、美しく再生可能。スマートフォンで番組を録画・視聴できる「おうちクラウド」機能付き。

雨宮兄弟は神、我々は石(中務)

──今回お二人は初めての演技に挑戦されましたが、まず出演が決定したときの率直な気持ちをお聞かせください。

中務裕太 (EXILE)HIROさんと髙橋ヒロシさんがお食事しているところへ「よかったら来なよ」と呼んでいただいたときに、この役について初めて聞いたんです。お店に着くなり「来た、オロチ兄弟!」と呼ばれて、さっぱりなんのことかわからなくて(笑)。そこで「オロチ兄弟ってなんですか?」と聞いたら、改めて「2人は『HiGH&LOW THE WORST』にオロチ兄弟という役で出ます」と教えていただきました。ずっとHIROさんに「『HiGH&LOW』に出たいです」と直談判していたので、不安よりも夢が叶ったという気持ちのほうが大きかったです。

小森隼 僕は逆に、最初は不安のほうが大きかったです。お芝居は初めてなのでどうしたらいいかわからないですし、今までの経験が1mmも生かせないフィールドなんじゃないかと思ってしまって。僕たちもライブイベントなどに関わっていたので、LDHのすごく大きなプロジェクトである「HiGH&LOW」の規模感はわかっていました。それが今回、髙橋ヒロシさんの「クローズ」「WORST」とコラボするということで、聞けば聞くほどプレッシャーを感じてしまって、スタッフさんやGENERATIONSメンバーにたくさん相談しましたね。

左から小森隼、中務裕太。

──中務さんが兄の尾々地真也役、小森さんが弟の尾々地正也役という、兄弟設定に関してはどう感じましたか?

中務 僕ら2人はGENERATIONSメンバーの中でも一緒にいる時間がけっこう長いほうなので……。

小森 (照れ笑いして)やめてよ、そんな作り話!

中務 なんでや(笑)。その点では演じやすかったと思いますけど。

小森 すいません、その通りですね(笑)。僕と裕太くんが一緒にいる印象が強かったからこそ、兄弟役をいただけたのかも。

中務 でも僕は普段アニキっぽいタイプではないので、兄役は意外でしたね。

小森 またまたー! いつもゴリゴリにアニキキャラじゃないですか!

中務 いやいやいや(笑)。本当にそんなキャラじゃないんですけど、あまりしゃべらなくてコワモテで……という部分は僕と近いと思います。

小森 僕は役をもらったとき「ああ、やっぱり喧嘩が強い役か」と思いましたね(笑)。自分はそんなに強い雰囲気ではないので悩みましたが、監督(久保茂昭)や脚本家さんたちと話し合って役を作っていきました。

「HiGH&LOW THE WORST」より。左上から時計回りに白洲迅演じる桐原誠司、中務裕太演じる尾々地真也役、小森隼演じる尾々地正也、川村壱馬演じる花岡楓士雄。

──喧嘩が強いと言えば、これまで「HiGH&LOW」の世界には強い登場人物がたくさん出てきましたよね。歴代のキャラクターで参考にした方はいますか?

中務 逆に、誰も参考にしていないんです。髙橋ヒロシ先生がオリジナルで作ってくださったキャラなので、これまでの「HiGH&LOW」にはいないような人物にしたくて。

小森 わかる! 僕もそうですね。お芝居自体も初めてだったので、まずアクションの基盤を作っていくことを優先させていました。

──なるほど。「最速プレミア試写会」では、お二人が「『HiGH&LOW』の世界で雨宮兄弟に続く兄弟がオロチ兄弟。まさかそれを演じさせてもらえるとは」とおっしゃっていたのが印象的でした(参照:「HiGH&LOW」村山VS轟のタイマンは“100手”、中務裕太が「雨宮兄弟は神」)。

小森 はい! その話は……裕太くん、ぜひお願いします。

中務裕太

中務 そうですね。同じ兄弟と言っても、雨宮兄弟とは真逆にしたかったんです。TAKAHIROさんと登坂広臣さんが演じている雨宮兄弟は、やっぱりかっこよくて、すごい存在じゃないですか。もうあの2人は……神。

小森 で、我々はなんでしたっけ?(笑)

中務 我々は……石(笑)。オロチ兄弟は鳶職として汗水流して働いているんですが、泥臭くてもかっこ悪くてもいいから戦っていこうぜ、という雰囲気を出したいと思っていました。


2019年10月4日更新