人並み外れた嗅覚を持つ税関職員と不気味な旅行者が出会う「ボーダー」本編映像

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ボーダー 二つの世界」の本編映像が、YouTubeで解禁された。

「ボーダー 二つの世界」

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「ボーダー 二つの世界」日本版ビジュアル

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「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説を、アリ・アッバシが映像化した本作。人並み外れた嗅覚を持ちながらも、醜い容貌のせいで孤独を強いられる税関職員の女性ティーナが描かれる。エヴァ・メランデルがティーナを演じ、エーロ・ミロノフがティーナの人生を変えることになるヴォーレに扮した。

「『ボーダー 二つの世界』はラブストーリーでもある」と語るアッバシ。このたび公開された映像には、ティーナがヴォーレと出会う場面が収録された。入国税関ゲートで勤務中のティーナの前に、不気味な旅行者ヴォーレが現れる。これまで嗅覚だけで人々が隠し持つ違法な物を見つけ出してきた彼女は、ヴォーレから本能的に “何か”を感じ取った。しかし、カバンの中身を調べても証拠は見つからない。映像には、ヴォーレを前にティーナのまぶたや鼻が小刻みに動き、視線に耐えられなくなる姿など、彼女の心が揺れるさまが捉えられた。

「ボーダー 二つの世界」

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毎日4時間かけて分厚いシリコンマスクを装着し、ティーナを演じたメランデル。アッバシは彼女を「シリコンマスクを身に着けてない人たちよりも、はるかに表現力豊かだった。細心の注意を払って細部に重点を置く真の完璧主義者で、自分の気持ちやパフォーマンスにアプローチするために、“これの20%、あれの30%などというレベルの正確さを持っていたんだ」と称賛している。

第71回カンヌ国際映画祭のある視点部門グランプリに輝いた「ボーダー 二つの世界」は、10月11日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国でロードショー。

※「ボーダー 二つの世界」はR18+指定作品

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(c)Meta_Spark&Karnfilm_AB_2018

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tAk @mifu75

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