第71回カンヌ国際映画祭である視点部門グランプリに輝いた「
本作は、人並み外れた嗅覚を持ちながらも、醜い容貌のせいで孤独と疎外を強いられる税関職員の女性ティーナを主人公としたミステリー。「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが自身の小説を脚色し、イラン系デンマーク人の
予告は常に奇異の目にさらされるティーナの日常風景から幕を開ける。勤務中に出会った奇妙な旅行者ヴォーレに「子供の頃から人と違った。醜くて普通じゃない」と打ち明け、徐々に心の距離を縮めていく彼女。しかし彼と深く関わるようになったことで、ティーナは自身の出生をも揺るがす大きな秘密と向き合うことになる。
アッバシは、共同で脚本を手がけたリンドクヴィストについて「彼の特別な才能は、現実と幻想の間の架け橋を構築すること」とコメント。そして「彼の文章を深く掘り下げた結果、僕は『ボーダー 二つの世界』にたどり着いた。この作品は自分自身のアイデンティティを選ぶことができる人についての映画である」と語っている。
「ボーダー 二つの世界」は、10月11日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー。
※「ボーダー 二つの世界」はR18+指定作品
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- 「ボーダー 二つの世界」公式サイト
- 「ボーダー 二つの世界」予告編
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