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本作は、事故で視力と弟を失った浜中なつめが聴覚、触覚、嗅覚を駆使して女子高生連続殺人事件の真相に迫るさまを描くスリラー。本作がR15+指定作品であることから、イベントでは本作の“攻めているポイント”を登壇者たちが紹介した。まず吉岡は、盲導犬パルとのシーンを挙げ「盲導犬といえば穏やかな印象ですが、パルは一味違う盲導犬。2人で息を合わせて撮った逃走シーンはかなり攻めていますし、時間をかけて撮りました」とアピール。さらに撮影現場では、吉岡のみがパルに触れてもよいルールだったと絆作りの一端が明かされた。
「この映画に挑戦できたこと」が攻めポイントだという高杉は、「脚本を読んだときはもちろん、できあがった映像を観て皆さんの攻め加減にびっくりしました」と回想。また、スケートボードを練習したことに触れ「最初は板に乗ることができないんですよ。すごいコケまくりながら、必死に練習しました」と苦労を語る。浅香と田口はそれぞれ「ラスト20分間の緊張感」「ストーリー展開やリアリティのある描写」と回答。そして森は「妥協しないこと。すべての工程で自分のできる限りの能力を入れました」と作品へ込めた思いを述べた。
続いて、本作の中で“攻められたこと”に対して質問が。吉岡と高杉は「容赦ない攻撃シーン」「車に狙われるシーン」を挙げ、いずれも緊迫感あふれる場面だったことを振り返る。田口は「走らされたこと。60歳を過ぎてあそこまで走らされるとは……死ぬかと思いました(笑)」と述懐。そして「観ていただければわかるんですけど、あんまり走ってません! あれだけ走ってこれだけかい!っていう」と付け加えて笑いを誘う。
それに対して森が「細かい注文をたくさんしたので煙たがられていたかも……」と不安な様子を見せると、吉岡は「ワンカットワンカットの熱量がすごいんです。監督は体調を崩されているときにも、毛布にくるまりながら、か細い声で演出してくださって。守りたくなる!と思いました」と裏話を披露。田口も「監督ってだいたい面倒くさいんで。こだわりが強いことはいいことですよ!」とフォローした。
「見えない目撃者」は全国で公開中。なおイベントでは、本作がハワイ国際映画祭に正式出品されることが発表された。
※「見えない目撃者」はR15+指定作品
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