物語の舞台は、海の近くに建つ1軒の日本家屋で、配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルター“おうち”。夫に心身を支配されて人生をあきらめかけていた紀子は、入院先の看護師・路子に救いの手を差し伸べられ、同地にやってくる。“おうち”にはさまざまなルールがあるも、穏やかで守られた日々を過ごす紀子。そして彼女は本当の自分を取り戻していくが、次第に違和感を覚え始めるようになる。一方、ある事件を追う刑事・薫が“おうち”に近付こうとしていた。
吉岡が紀子を演じ、奈緒が亡くなったある女性について捜査する薫に扮した。原作は佐野広実の同名小説。2025年には多部未華子主演でドラマ化もされた。𠮷野は原作を読んだ当時を「不思議なリアリティを感じ、とても強く惹きつけられました」と回想し、このたびの映画化について「他者の痛みへの想像力が薄れ、踏み躙られるのは弱いお前のせいだ、そんな空気が加速しているこの時代に、映画というエンタメの形でチクッと皮肉の針を刺せたら」とつづった。あわせてYouTubeでは吉岡、奈緒のコメント映像が公開中だ。
映画「シャドウワーク」の配給はショウゲートが担当する。
映画「シャドウワーク」コメント映像(吉岡里帆)
映画「シャドウワーク」コメント映像(奈緒)
𠮷野竜平 コメント
配偶者や親から暴力を受けた女性たちが静かに暮らす、とある一軒のシェルター。しかしそこには秘密のルールがあって…。とんでもなく現実離れした設定にも関わらず、佐野広実先生の原作小説を読んだとき、不思議なリアリティを感じ、とても強く惹きつけられました。
それは、その物語の奥底に「人間の生命力」という普遍的なテーマが流れていたからです。不条理な暴力に抑え込まれても、それに抗い、光を見つけようとする、誰しもに備わった生きものの本能のような。
他者の痛みへの想像力が薄れ、踏み躙られるのは弱いお前のせいだ、そんな空気が加速しているこの時代に、映画というエンタメの形でチクッと皮肉の針を刺せたら。そんな気持ちで、この「シャドウワーク」という作品を創りました。
吉岡里帆の映画作品
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西森路代 @mijiyooon
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