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黒沢清と前田敦子、スイスのロカルノ映画祭で8000人から喝采浴びる

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旅のおわり世界のはじまり」がスイスで行われた第72回ロカルノ国際映画祭のクロージング作品として日本時間8月18日に上映され、キャストの前田敦子と監督の黒沢清が登壇した。

本作は“舞台で歌う”という夢を胸に秘めた前田演じるテレビ番組のリポーター・葉子が、ウズベキスタンでのさまざまな出会いによって成長していく物語。このたび、上映後の舞台挨拶の模様がYouTubeで公開された。

8000人の観客から喝采で迎えられた前田と黒沢。黒沢は製作のきっかけを「それまでほとんどの映画を東京という街で撮っていたので、いい加減飽き飽きしていたんです。それが急にウズベキスタン(で撮影しないか)と言われて、まったくどんな国か知りませんでしたが、やりますと答えました」と説明する。さらに「日本人とウズベキスタン人のスタッフ、キャストが交じり合った撮影でしたが、みんなでキャンプをしているようでとても楽しかったです。ここで上映されると知っていたら、もうちょっと真面目に撮っていたのにと後悔しているところです(笑)」と述懐した。

前田は「黒澤監督とは3度目だったので、監督の意図していることを今まで以上に読み取って応えていけたらいいなという気持ちで臨みました」と撮影を回想。また上映後のマスコミ取材で、黒沢は前田とのタッグについて「これに懲りずに、また新しい映画で皆さんが知らない前田敦子を引き出したいと思っています、今から楽しみにしていてください」と語り、前田も「こんな素晴らしい映画祭で最後にこんなうれしい言葉を聞けて光栄です」と喜んだ。

「旅のおわり世界のはじまり」は全国の一部劇場で公開中。8月23日には東京・テアトル新宿にて前田と黒沢が登壇するトークイベントも開催される。

(c)2019「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO

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