カンヌ審査員賞「存在のない子供たち」予告、少年が“自分を産んだ罪”で両親告訴

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第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を獲得した「存在のない子供たち」の予告編がYouTubeにて公開された。

「存在のない子供たち」ポスタービジュアル

「存在のない子供たち」ポスタービジュアル

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主人公は中東のスラムに生まれ、学校へ通うこともなく朝から晩まで働かされている少年ゼインだ。予告には過酷な日常を生きるゼインの姿を収録。彼は11歳の妹が強制結婚させられたことへの怒りと悲しみから家を飛び出し、不法移民の親子に出会う。後半には、ゼインがわずか12歳という年齢で、自分の両親を相手に「僕を産んだ罪」で裁判を起こす様子も。

「存在のない子供たち」

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監督は「キャラメル」で知られ、女優としても活動するレバノン出身のナディーン・ラバキー。彼女はリサーチに3年を費やし、実際に目撃し経験した出来事を中心に物語を創造した。ゼイン役のゼイン・アル=ラフィーアをはじめ、登場人物の多くはそれぞれのキャラクターによく似た境遇の一般人が演じている。

「存在のない子供たち」は7月より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で公開。

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(c)2018MoozFilms

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