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第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を獲得した本作は、中東のスラムに生まれ、学校へ通うこともなく朝から晩まで働かされている少年ゼインを主人公とした物語。レバノンで生まれ育ったラバキーは、監督、脚本、主演を務めたデビュー作「キャラメル」が第60回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映され、2019年5月に行われた第72回カンヌ国際映画祭では、ある視点部門の審査員長に就任した。女優としても活躍しており、本作にはゼインの弁護士役で出演している。
初来日に際し、ラバキーは「この映画は12歳の少年ゼインが体験する旅を描いています。この映画を通して少しでも現在の状況を皆様に知ってもらいたい。例え何かを変えることができなくても、話し合いや考えるきっかけになるはず。私は映画の力を信じています。日本に行くのを楽しみにしています」とコメントした。
YouTubeでは30秒の新たな予告映像が公開中。映像は、わずか12歳のゼインが「僕を産んだ罪」で両親を告訴する衝撃的なシーンから始まる。
「存在のない子供たち」は7月より東京・シネスイッチ銀座ほかで全国ロードショー。
ナディーン・ラバキーの映画作品
リンク
- 「存在のない子供たち」公式サイト
- 「存在のない子供たち」30秒予告編
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マジか。これはすごい映画だった。取材できたらいいな。
「存在のない子供たち」監督、レバノン出身ナディーン・ラバキーの初来日が決定 - 映画ナタリー https://t.co/hiUNBttZRE