橋田壽賀子が脚本を手がけるドラマ「渡る世間は鬼ばかり」が2019年内に放送される。
岡倉家5人姉妹とそれぞれの家族が織りなす人間模様を描く本シリーズは、1990年に始まり今回で通算511作目。姉妹の弥生役で
プロデューサーの石井ふく子は「平成2年に始まった『渡る世間は鬼ばかり』を通じて、視聴者の皆さんと一緒に平成時代を歩み続けることができたことは幸せで光栄なことでした」と振り返りながら、「令和の時代にも『渡る世間は鬼ばかり』を作り続けられることをとてもうれしく思います。まだまだやることはいっぱいあると思っています」と意気込みを述べた。
石井ふく子 コメント
私と橋田壽賀子さんが生まれたのは大正時代のことでした。昭和の戦争では学生時代の勤労動員と空襲、そして疎開など苦しい日々を過ごしました。しかしそうであったからこそ、日本では家族の絆は強かったと思います。
戦後はテレビの世界に身を投じずっと家族の物語を作り続けました。平成2年に始まった「渡る世間は鬼ばかり」を通じて、視聴者の皆さんと一緒に平成時代を歩み続けることができたことは幸せで光栄なことでした。一方でこの30年間で社会は大きく変化して人々は豊かになりましたが、家庭の在り方も変わり、家族がバラバラになってしまうのではないかと案じることもありました。
そして令和の時代にも「渡る世間は鬼ばかり」を作り続けられることをとてもうれしく思います。まだまだやることはいっぱいあると思っています。主な舞台となる「幸楽」を仕切るのは、赤木春恵さんから泉ピン子さんへ、そしてその娘、愛役の吉村涼さんへと交代して、登場人物の配置も変化してゆきます。橋田さんとも相談しながら、それでも変わらない家族の絆を描いていきます。新時代を迎えるにふさわしいドラマをお届けしたいと思います。どうぞお楽しみに。
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- 「渡る世間は鬼ばかり」公式サイト
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