冷戦下の恋人たち描く「COLD WAR」、モノクロで作られた理由明かされる

2

51

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 13 34
  • 4 シェア

第71回カンヌ国際映画祭で監督賞を獲得した「COLD WAR あの歌、2つの心」より、新場面写真と監督コメントが到着した。

「COLD WAR あの歌、2つの心」新場面写真

「COLD WAR あの歌、2つの心」新場面写真

大きなサイズで見る(全8件)

「イーダ」のパヴェウ・パヴリコフスキが監督を務めた本作は、冷戦下のポーランドで出会った歌手志望の女性・ズーラとピアニスト・ヴィクトルの出会いと別れを描くラブストーリー。ズーラをヨアンナ・クーリグ、ヴィクトルをトマシュ・コットが演じた。

「COLD WAR あの歌、2つの心」新場面写真

「COLD WAR あの歌、2つの心」新場面写真[拡大]

舞台となったのはポーランド、独ベルリン、ユーゴスラビア、仏パリ。解禁された場面カットでは、ポーランドの民族舞踏団“マズレク”のステージやパリのジャズバーで歌うズーラが写されている。

「COLD WAR あの歌、2つの心」新場面写真

「COLD WAR あの歌、2つの心」新場面写真[拡大]

パヴリコフスキは前作「イーダ」をモノクロで制作したため、今回はカラー映画にしようと考えていたという。しかし「結果、この映画をカラーで作ることはできないと気付いた」と続け、「本作の時代の中心である1950年代のポーランドは色に溢れた国ではなかったため、カラーにすることは“嘘”になると思った」と、モノクロに仕上げた理由の一部を語った。また「もっとドラマティックに見せるため、特にパリの部分はコントラストを強調した」とも述べている。

第91回アカデミー賞の監督賞、撮影賞、外国語映画賞にノミネートされた「COLD WAR あの歌、2つの心」は、6月28日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。

この記事の画像・動画(全8件)

読者の反応

  • 2

野崎洋子 @mplantyoko

冷戦下の恋人たち描く「COLD WAR」、モノクロで作られた理由明かされる(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/Yn8UP9D3za

コメントを読む(2件)

パヴェウ・パヴリコフスキの映画作品

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 COLD WAR あの歌、2つの心 / パヴェウ・パヴリコフスキ / ヨアンナ・クーリグ / トマシュ・コット の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。