本日4月13日より放送される高橋一生、斎藤工、滝藤賢一の共演ドラマ「東京独身男子」より、脚本を担当した金子ありさのコメントが到着した。
本作は、“あえて結婚しない”男子=AK男子3人が七転八倒する姿を描くラブコメディ。金子は「今の時代を切り取るようなラブコメを」と考える中で、「主人公が『結婚したい』としゃかりきに奮闘する話ではなく、『この山を降りれば、恋愛平野が広がっていて、いつでも相手は見つかる。そう、俺達がその気にさえなれば』などと話すような『男子たち』が壁にぶつかる話がいい」と本作を書くに至った経緯を明かす。
また視聴者へのメッセージとして、金子は「彼らを通して、2019年現在を生きる『大人たち』へのエールを送る事が出来たら。毎話、彼らなりに落ち込んだり舞い上がったりするわけですが、もともと優秀な仕事人であるがゆえ、なぜかその経験を生かそうと話し合い、『アジェンダ』なるものを作成していきます。彼らが見つけた『恋愛の真実』『女性心理の真理』、是非、一緒に体感して頂けたらと思います」と述べた。
樹下直美や
土曜ナイトドラマ「東京独身男子」
テレビ朝日系 2019年4月13日(土)スタート 毎週土曜 23:15~24:05
金子ありさ コメント
“あえて結婚しない男性”にフォーカスした作品を書くに至った経緯
プロデューサーの中川(慎子)さんと「何か今の時代を切り取るようなラブコメを」と打ち合わせを重ねる中で、今まで結婚に悩む女性の話は数多くあった、けれどリアリティのある男性側からの話は、実は少ないのではないか。かつて「独身貴族」と言われ、その後、「こじらせ系」などと称されたアラフォー世代の独身男性は、今とても多く、彼らにフォーカスした話を書いてみたいと話し合ったのが始まりです。なので主人公が「結婚したい」としゃかりきに奮闘する話ではなく、「この山を降りれば、恋愛平野が広がっていて、いつでも相手は見つかる。そう、俺達がその気にさえなれば」などと話すような「男子たち」が壁にぶつかる話がいい。実際、山を下りたら、そこは「恋愛荒野」……! そんな物語にしたいと話し合い、「AK男子」の誕生となりました。
石橋太郎、三好玲也、岩倉和彦という3人のキャラクターについて
まず太郎は、理想と現実の間でもがく「ごく普通の男性」にしたいと思いました。仕事にまい進してきた、家事能力も高い、自分の世界を持っているアラフォー男性。太郎は優秀な銀行員ではありますが、そのもどかしくなる不器用さ、悩んで幸せを追い求める姿を描く事で、多くの男性・女性の「分身」となればと願っています。
三好は、そんな太郎に寄り添う、あっけらかんとした「やんちゃ男性」です。けれど審美歯科医として、経営を取り仕切る有能な一面もあります。バツイチで、結婚生活にトラウマを持つ彼が、太郎たちを「独身沼」により深く沈めるという(笑)、ある意味重要な役どころです。
岩倉は、「独身最高峰」と銘打ちました。最年長かつ最も仕事で成功しているボス弁。酸いも甘いも噛み分けた彼の言葉は重く、そんな「兄貴」が独身だからこそ、太郎と三好も「AK街道」をともに走れる。けれどその岩倉が、「父親の介護」という転機を迎える事で、結婚とは、家族とは……と太郎たちも考えだします。
視聴者に伝えたいこと
まずは土曜の深夜、毎週繰り広げられるこの「AK男子会」を覗き見る感覚で、楽しんで頂ければと思います。
彼らを通して、2019年現在を生きる「大人たち」へのエールを送る事が出来たら。
毎話、彼らなりに落ち込んだり舞い上がったりするわけですが、もともと優秀な仕事人であるがゆえ、なぜかその経験を生かそうと話し合い、「アジェンダ」なるものを作成していきます。
彼らが見つけた「恋愛の真実」「女性心理の真理」、是非、一緒に体感して頂けたらと思います。
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