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笑福亭鶴瓶が10年ぶり主演、精神科舞台の「閉鎖病棟」に綾野剛と小松菜奈も出演

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「閉鎖病棟(仮題)」キャスト。左から綾野剛、笑福亭鶴瓶、小松菜奈。

「閉鎖病棟(仮題)」キャスト。左から綾野剛、笑福亭鶴瓶、小松菜奈。

笑福亭鶴瓶主演の「閉鎖病棟(仮題)」が、11月に公開されるとわかった。

本作は、精神科医でもある作家・帚木蓬生の山本周五郎賞受賞作「閉鎖病棟」を、「愛を乞うひと」「エヴェレスト 神々の山嶺」の監督・平山秀幸が映画化するもの。長野・小諸の精神科病院を舞台に、世間から遠ざけられながらも明るく生きていた患者たちの日常に起こる殺人事件を描き出す。2001年に出会った原作に惚れ込んだ平山が、初めて自ら脚本を執筆した。

「ディア・ドクター」以来10年ぶりに単独主演を務める鶴瓶が、死刑囚でありながら刑の失敗により生きながらえ、今は精神科病院にいる主人公・梶木秀丸を演じる。鶴瓶は食事制限で炭水化物を抜き、腹にラップフィルムを巻くなどして、約10日間で7kg減量するという役作りに挑んだ。さらに綾野剛が、幻聴が聞こえるようになり同院に強制入院させられた元サラリーマン・チュウさん役で出演。小松菜奈が、不登校が原因で通院中の女子高生・由紀に扮する。

1月7日に長野・松本にてクランクインした本作。その後、精神科の専門医療施設・小諸高原病院の協力で2週間にわたるロケが行われた。今後関東近郊や都内での撮影を経て、2月中旬にクランクアップする予定だ。

この発表にあたり鶴瓶は「とにかくいい脚本なんです。クランクイン前に脚本を読んでいたら、涙が止まらず、撮影現場でも台詞を言っていても、ぐっと詰まることが度々あります。“人に優しい映画”になると確信しています」とコメント。綾野は「本当とは観念だ。嘘をつかないとは心念だ。平山監督のまなざしに魅せられ気づかされました。誰一人、自分に嘘が無い人達の物語です」と作品について語り、小松は自身の役を「自分ならば決して耐えられない程の壮絶な過去を背負いながら、強い覚悟で生きていく少女の役です」と説明している。

笑福亭鶴瓶 コメント

平山監督から、長文のオファーの手紙をいただいたのが3年前。素晴らしい作品を数多く手がけた平山監督がそこまでおっしゃるならと、お引き受けしました。とにかくいい脚本なんです。クランクイン前に脚本を読んでいたら、涙が止まらず、撮影現場でも台詞を言っていても、ぐっと詰まることが度々あります。“人に優しい映画”になると確信しています。

綾野剛 コメント

鶴瓶さんは深く潔く、小松さんは繊細で瑞々しく、平山監督は愛で現場を包み込んでくれる。私はこの作品の中で、本当を見つける事を捨て、嘘をつかない事を手に入れた。本当とは観念だ。嘘をつかないとは心念だ。平山監督のまなざしに魅せられ気づかされました。誰一人、自分に嘘が無い人達の物語です。優しく強く抱きしめて頂けたら幸いです。

小松菜奈 コメント

今回、私が演じているのは、自分ならば決して耐えられない程の壮絶な過去を背負いながら、強い覚悟で生きていく少女の役です。共演者の方々とお芝居の化学反応を楽しみながら、日々挑戦しています。特に長野ロケでは、演技に集中出来る環境が整い、鶴瓶さんや綾野さんという諸先輩がオープンに接して下さるので、オンとオフを切り替えながら、現場で落ち着いて撮影に取り組めているのを実感しています。

平山秀幸 コメント

原作が書かれた20年以上前と比べて、今ではスマホやパソコンで生活は便利になったけれど、むしろ、自分の荷物を抱えきれずに、心の病にかかる人が増えた気がする。
自身もどん底で苦しいのに、他人の痛みを思いやる──原作で、秀丸がみせる“自己犠牲”に圧倒され、どうしても映画化したいと脚本を書き始めた。
笑福亭鶴瓶さんは、きっと新しい顔を見せてもらえるとお願いした。
そこに綾野剛さん、小松菜奈さんという、才能溢れるキャストが加わって、芝居の応酬を見ていて楽しい現場となった。

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