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「ビール・ストリートの恋人たち」こだわりの美術が堪能できる新場面写真が到着

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「ビール・ストリートの恋人たち」新場面写真

「ビール・ストリートの恋人たち」新場面写真

第91回アカデミー賞の脚色賞、助演女優賞、作曲賞にノミネートされた「ビール・ストリートの恋人たち」の新場面写真が到着した。

「ムーンライト」のバリー・ジェンキンスがメガホンを取った本作は、公民権運動家でもあった作家ジェームズ・ボールドウィンによる小説をもとにしたラブストーリー。1970年代、アメリカ・ニューヨークのハーレムを舞台に、ある若いカップルの愛と信念が描かれる。

11枚の新場面写真は、ジェンキンスがこだわった美術を堪能できるもの。主人公ティッシュとその恋人ファニーがスペイン料理店で談笑するさまや相合傘で雨の路地裏を歩く様子、古いバスタブに板を乗せたダイニングテーブルや食卓などが収められた。

ライフ誌やヴォーグ誌で初の黒人専属カメラマンとして活躍し写真家集団マグナムフォトにも所属したゴードン・パークスや、当時のニューヨークのストリートを捉えた写真で知られるジャック・ガラファローらの作品からインスピレーションを得たジェンキンス。彼は「撮影の準備段階においては僕と衣装、美術部門でじっくりと案を練った。一貫したデザインや色彩を、衣装やインテリアなどすべてに使いたかった。ボールドウィンの文章とハーレムの街への敬意を示すために、鮮やかであり時には色あせた世界にティッシュを置いていったんだ」 と説明した。

美術を担当したのは、これまでジム・ジャームッシュやウェス・アンダーソンの作品を手がけてきたマーク・フリードバーグ。フリードバーグは 「1970年代のハーレムで主人公たちが直面していた経済的な状況は、若きカップルであるティッシュとファニーのラブストーリーを語るうえで重要な文脈となっていた。ティッシュが生まれ育ったリヴァーズ家と、すでに独り立ちしアーティストとして生きるファニーが暮らす家、それぞれに明確なビジョンを持って美術に落とし込んでいった」と明かしている。

ブラッド・ピットが製作総指揮を担当した「ビール・ストリートの恋人たち」は、2月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

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