シリア人移民が超高層ビル建設、戦争と再建を捉えた記録映画「セメントの記憶」公開

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レバノン・ベイルートの超高層ビル建設現場を捉えたドキュメンタリー「セメントの記憶」が、3月23日より公開される。

「セメントの記憶」ポスタービジュアル

「セメントの記憶」ポスタービジュアル

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本作は、地上32階のビル建設現場で働くシリア人移民労働者の姿と建設ラッシュに沸くベイルートの街並み、戦争で破壊された労働者の祖国を交互に映し出し、戦争と再建を繰り返す人間の愚かさをあぶり出す作品。これまで60カ国、100以上の映画祭で上映され、2017年のアデレード国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を獲得している。祖国を亡命した元シリア政府軍の兵士ジアード・クルスームが監督を務めた。

「セメントの記憶」は東京・ユーロスペースほかで全国で公開。

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河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto

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