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鉄拳のパラパラマンガを実写化した本作は、リンゴ農園を営む両親とその息子を通して、家族の温かさを描くヒューマンドラマ。岡田は東京でミュージシャンを目指していたものの、夢破れて帰郷する拓也を演じた。
自身のキャラクターについて「20代前半はいろんな壁にぶち当たる。どこにもぶつけられない苛立ちは僕自身にもありました。そこに共感はできたので、それを思い出しながら演じていました」と語る岡田。「反抗期はあったのか?」と問われると「ありました。反抗させてもらってました」と笑みをこぼす。そして「思春期は親と素直に向き合うのが恥ずかしい。母親と全然しゃべらない時期もありましたね。でもお父さんが間を取り持ってくれて、すぐに反抗期は終わりました(笑)」と振り返った。
時任は、周囲に八つ当たりをする拓也を優しく見守る父親・徹を演じている。岡田との共演については「反抗されればされるほど、こちらは穏やかに。お互いがいい影響を与えながら撮影を進められましたね」と述懐。一方の岡田も「優しくされればされるほど、こちらは苛立っていく。時任さんが役と同じように穏やかでいてくださったので本当に演じやすかった。勉強させていただきました」と明かした。撮影現場では休憩中にこたつを囲み、羽生結弦のフィギュアスケートを応援したこともあったという。
イベントでは幼少期の拓也を演じた田中レイくんが、リンゴを抱えてサプライズ登壇。岡田はレイくんと目線を合わせ、撮影現場での様子を「ずっと笑ってたよね。楽しく過ごしてたよね」と笑顔で振り返る。レイくんは「岡田さんは優しくて、カッコよくて、大好きです」とコメント。岡田が「さっき待ってる間にお話したけど、俺、何歳に見えるんだっけ?」と尋ねると、レイくんが「19歳」と答え、会場は和やかな雰囲気に。「おじさんは、何歳に見える?」と時任も質問すると、レイくんは悩んだ末に「15歳」と話し、笑いを誘った。
ドラマ「Nのために」「リバース」の山本剛義が監督を務めた「家族のはなし」は、11月23日より全国のイオンシネマにてロードショー。
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撮影現場では休憩中にこたつを囲み、羽生結弦のフィギュアスケートを応援したこともあったという。
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