中尾彬、ゴジラ作品への出演は二つ返事で快諾「ドラマ100本よりゴジラ1本」

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「ゴジラ誕生祭2018~中尾彬スペシャル~」と銘打たれた上映イベントが、11月2日に東京・池袋HUMAXシネマズで開催。そのトークショーに中尾彬手塚昌明が出演した。

左から中尾彬、手塚昌明。

左から中尾彬、手塚昌明。

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中尾彬

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ゴジラVSスペースゴジラ」「ゴジラVSデストロイア」「ゴジラ×メカゴジラ」「ゴジラVSメカゴジラ」などに参加した中尾は、「ゴジラより怖いって言われていた」と出演時を振り返る。同シリーズは1作目から観ていたそうで「私の田舎が千葉の木更津。目の前が東京湾で、そこからゴジラが出てくるんだよ。黒くてヌメッとしていて怖かったねえ」と懐かしそうに話し、「私の携帯の着信音はもうずっとゴジラ(のテーマ)です」と明かして観客から大きな拍手を送られると「ちなみにメールの着信音はゴッドファーザー」と補足した。

「ゴジラ誕生祭2018~中尾彬スペシャル~」トークショーの様子。

「ゴジラ誕生祭2018~中尾彬スペシャル~」トークショーの様子。[拡大]

続いて中尾は「アメリカなんかに行くと『あなたはゴジラの役者ですね』って言われる。(北野)武の映画ではこうは言われないもん!」とジョークを飛ばし、撮影時の話題になると「覚えてない」と即答して観客を笑わせる。そしてともに登壇した手塚を「一番真面目な監督。ファーストカットからエンドマークまで全部絵コンテを描いていて」と評し、「私はそれをなぜか持っています。数冊しかないから鑑定団に出してみようかと思って」と茶目っ気たっぷりにコメント。手塚が「中尾さんは普段の印象よりもとても真面目」と述べた際には、中尾は「自分でも、よくあれほどセリフを覚えてたなって思う! うれしかったのは、(作品を経て)司令官から総理大臣に上がったこと。上がらないのはギャラくらいだよね」とにこやかに返した。

さらに手塚は「実はある事情があって困っていて、(スタッフが)中尾さんに台本を渡して直談判したらしいんです。そうしたら『読まなくていい。お前が困っているなら俺は出るよ』と二つ返事で受けてくださったそうで」としみじみ。すると中尾は「ほかに仕事がなかったから」とうそぶき、「ほかのレギュラー仕事を断って受けてくださったんですよ。本当にうれしかったです」と手塚が顔をほころばせるのを見て、「テレビドラマ100本やるよりゴジラ1本ですよ。本当にそう思います」と力強く語る。

フィギュアを眺める中尾彬。

フィギュアを眺める中尾彬。[拡大]

「私の代表作を聞かれるときはいつもゴジラと言いたいんだけど、次に来る(演じる)ゴジラかな」と同シリーズ新作への出演意欲を見せた中尾。終盤でMCからオススメの作品について尋ねられると、2019年2月22日に公開を控える自身の出演作「翔んで埼玉」を挙げ「私は東京都知事の役なの。それで埼玉を潰そうと……。趣味が崎陽軒の調味料入れを集めること」と同作のアピールをして会場の笑いを誘い、イベントを締めくくった。

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まなしな @soundwave0628

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