唐沢寿明が主演を務める連続ドラマ「ハラスメントゲーム」の第3話に、
本日10月15日にテレビ東京系で放送開始となる「ハラスメントゲーム」は、企業のコンプライアンスを題材とした1話完結ドラマ。スーパー業界大手老舗会社・マルオーホールディングスのコンプライアンス室長・秋津渉を唐沢、コンプライアンス室に所属する高村真琴を広瀬アリス、同社の顧問弁護士・矢澤光太郎を古川雄輝が演じる。
斎藤は10月29日放送の第3話「炎上!パタハラ天国」に、マルオーホールディングス本社・商品開発部の徳永悠馬役で出演。育児のために時短勤務制度を利用する徳永だが、そのことでパタニティーハラスメントを受けていると訴える。
本作は、ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」や「BG~身辺警護人~」で斎藤と組んだ脚本家・井上由美子による書き下ろし小説を原作としたもの。斎藤は「井上由美子さんの、アンテナや役柄の広さに毎回驚かされている」と述べ、「観た方に共感もしていただきたいですし、反感を買うかもしれないキャラクターですが、ただどこかで『あぁ、この徳永の要素って自分にもあるかも』というような人間味を感じてもらえるよう演じています」と役柄について言及している。
なお本日10月15日放送の第1話「炎上!一円玉パワハラ」には田中直樹、志田未来、尾上寛之、22日放送の第2話「勃発!パート一揆!」には余貴美子がゲスト出演する。
テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマBiz「ハラスメントゲーム」
テレビ東京系 2018年10月15日(月)スタート 毎週月曜 22:00~
斎藤工 コメント
色々な作品でご一緒させていただいている井上由美子さん(原作・脚本)の、アンテナや役柄の広さに毎回驚かされているのですが、今作はゲスト出演する3話の台本を拝見しただけでも、すごく遠いものだと思えたものが実はすでに自分のそばに存在している。という部分にフォーカスが当たっていく事に、ある種の怖さというものを感じました。僕が演じるのは、イクメンの徳永という役です。観た方に共感もしていただきたいですし、反感を買うかもしれないキャラクターですが、ただどこかで「あぁ、この徳永の要素って自分にもあるかも」というような人間味を感じてもらえるよう演じています。「ハラスメント」や「コンプライアンス」と聞いても、どこからどこがどのような「ハラスメント」なのか、という事自体を僕らはあまり知らないし、知らされてないという事が多い気がするんです。だからこそ、楽しみに観ていただきたいことはもちろんですが、翌日出向く会社や学校、自分がいる組織の中で、自分の日常と結実していく部分を見つけ、「あれはこういうハラスメントに当たるかもしれない」といった、ある種参考にもなる娯楽(ドラマ)になるのではと思います。観たことによって救われる人もいるかもしれませんし、改めようと思う人もいるでしょうし、日常に大いに反映される、とても意義のあるドラマなのではないかと思っています。内容の濃い作品となっていますので、あえて、ぜひご家族で観ていただき意見交換をしてほしいなと思いますし、誰かの苦しみを開放する力がある作品だと思いますので、僕自身も視聴者として放送を楽しみにしています。
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