ライアン・ゴズリングがトロント映画祭に出席、主演作「ファースト・マン」を語る

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現在カナダで開催中の第43回トロント国際映画祭。現地時間9月11日に「ファースト・マン」の記者会見が行われ、キャストのライアン・ゴズリングクレア・フォイ、監督のデイミアン・チャゼルが出席した。

第43回トロント国際映画祭の様子。

第43回トロント国際映画祭の様子。

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デイミアン・チャゼル

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「ラ・ラ・ランド」の監督を務めたチャゼルと主演俳優のゴズリングが再びタッグを組んだ本作は、1969年にアポロ11号の船長として人類で初めて月面に降り立った宇宙飛行士ニール・アームストロングの伝記をもとにした作品。チャゼルは「アームストロングは、単なる野望にとどまらず絶えず彼方にある何かを見たいという欲求があった」と分析する。「そんな彼が、あの期間に起きていた宇宙戦争の中で、自身の任務を通して欲求を昇華させたという点に興味を引かれ、何とかして映画化したいと思った」と制作のきっかけを語った。

ライアン・ゴズリング

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チャゼルから直々にオファーを受けたというアームストロング役のゴズリングは、「神話のように語られるアームストロングの真実の姿を描きたいと監督から聞き、責任重大だと感じた」と述懐。月面着陸のシーンを演じることについては「英雄的な瞬間を自分のことではなく、森羅万象に関わることとして名言を残した彼を理解すること、そしてその過程に携われたことは大変光栄なことだった」と述べた。

クレア・フォイ

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アームストロングの妻・ジャネットを演じたフォイは「本作の素晴らしい点は、月に行く男たちの人間性という、誰も重要視せず、興味も持たなかった面に光を当てたこと」とコメント。また、会見に登壇したアームストロングの息子であるマーク・アームストロングは「映画の内容および出演者たちの演技が、いかに真に迫っているかを物語っている作品だと思います」と称賛を贈った。

撮影には、実際のアポロ計画の宇宙飛行士や原作者のジェイムズ・R・ハンセンが立ち会っていたことを明かしたゴズリング。「皆さんがニールとジャネット、そして彼らの功績をとても大切にされていて、事実と異なる描写がされないようにあらん限りの情報を提供したいと思ってくださっていることを強く感じた」と振り返った。

「ファースト・マン」は2019年2月より全国でロードショー。なお、第43回トロント国際映画祭の授賞式は現地時間9月16日に実施される。

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