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マーク・フォースターが監督を務めた本作は、マクレガー演じる大人になったクリストファー・ロビンとかつての大親友プーが再会したことから始まる物語。100エーカーの森をイメージしたステージの中央からマクレガーがひょっこり登場すると、会場からは大きな歓声が上がる。今回が初の来日となるマクレガーは「やっと日本に来ることができてとてもうれしい。しかも自分が大好きなこの映画と一緒に!」と挨拶。そしてレッドカーペットに降り立つと、集まった250名のファンとの交流を楽しんだ。
続いて、ロンドンのセットに転換したステージに再びマクレガーが登壇。小脇に抱えたプーをベンチに座らせたマクレガーは、「この作品から、どう時間を過ごすのかが大切ということを教えてもらった。撮影が終わってから、僕はプーの言う通り『何もしない』ことに忙しかったよ!」と語る。通訳が話している間に、マクレガーがプーを動かし踊らせると、あちこちから「かわいいー!」という声が飛んだ。次に堺が現れ、2人でプーをなで回すと、さらに黄色い悲鳴が上がる。堺は慣れた様子でプーをなでるマクレガーを「扱い方が慣れてる!」と称賛した。
劇中のプーの言葉について堺は「お寺の和尚さんが言うようなありがたいお言葉のような気もします。例えば不思議な力を持つマスターのような……」と「スター・ウォーズ」シリーズで若きオビ=ワン・ケノービを演じたマクレガーをほのめかし、彼のほうを見る。これに声を上げて笑ったマクレガーは「(プーは)赤いマントを身に着けているかもしれないね」と続けた。
終盤にはマクレガーと堺の「ありがとう、プー!」、観客の「ありがとう、クリストファー・ロビン!」という掛け声とともに、天井からたくさんの赤い風船が降る場面も。直前まで日本語の「ありがとう」を練習していたマクレガーが、無事成功させると観客は温かい拍手を送った。最後にマクレガーは「皆さんの感じるままに受け止めてほしい。監督のマークの美しい感性が、皆さんにも伝わるといいなと思っているよ。あと、吹替版を観ると『ユアンってこんなに日本語が上手なんだ!』と驚くかも!(笑)」と日本のファンにメッセージを送り、イベントを締めくくった。
「プーと大人になった僕」は9月14日より全国でロードショー。
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