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有賀リエのマンガを実写化した本作は、事故に遭い車椅子生活を送る建築士・鮎川樹と、彼を一途に思い続けるインテリアコーディネーター・川奈つぐみの姿を描くラブストーリー。岩田が樹を、杉咲がつぐみを演じた。
このイベントでは、劇中で樹とつぐみが江ノ島デートをすることから、同地の名物スポットである龍恋の鐘を模したセットが建てられた。まずはブルーのカーペットを通って登場した岩田と杉咲が、2人で大きな風船を割る“バルーンシャワー”を行って会場を盛り上げる。ステージ上で岩田は、「この秋一番の純愛ラブストーリーになっているので、楽しみに待っていてください」と観客に呼びかけた。さらに岩田は撮影を振り返って「僕と花ちゃんは意外と9歳くらい離れているので、親子に見えないかなという心配が……(笑)。冗談ですよ?」と笑いを起こし、「監督と3人でディスカッションしながら微調整して撮影を進めていったので、かなりクリエイティブな形で作品に携わらせていただいた」と回想。杉咲もそれに同意し「これだけ話し合いをしながら撮影するのは初めての経験でした。濃厚でぜいたくな時間でしたし、その分悩んだこともあったのですが、『あ、今映画を作っているんだな』という気持ちになりました」と満足気に語った。
江ノ島でのデートシーン撮影時の思い出を聞かれた岩田は「ソフトクリームを食べるシーンのとき、いなごソフトクリームというものが売っていて。シンプルなバニラソフトクリームに、いなごが突き刺してあるんですよ」と述懐。その発言に笑う観客を見て「そこかい、みたいな?(笑)」と、自らツッコミを入れる。続いて杉咲も「私もいなごがすっごく印象に残っていて。バッタが乗ってるんですよ、ソフトクリームに!」といなごソフトクリームを強調した。
後半には、“名前を書いた南京錠をかけると願いが叶う”と言われている龍恋の鐘の伝説にならって、岩田と杉咲が巨大な南京錠を鐘の鎖にかける。そして2人で鐘を鳴らし、「パーフェクト……」「ワールド!」という掛け声で会場をひとつにした。
最後に岩田は「映画の幕開けをパーフェクトな皆さんとご一緒できるのは幸せなこと。これから公開に向けてガンガン盛り上げていきたいと思います」と挨拶。そして杉咲がこのイベントの感想として「全部初めての経験でした。こんなに温かい皆さんと一緒に体験できて、すごく楽しかったです」と笑顔を見せた。
柴山健次が監督を務めた「パーフェクトワールド 君といる奇跡」は、10月5日より全国でロードショー。
なお映画ナタリーでは、このあと開催された完成披露舞台挨拶の模様も追ってレポートする。
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