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高橋一生が永作博美に「みかづき」ロケ現場で「踊る永作さんがとてもかわいい」

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左から森絵都、高橋一生、永作博美。

左から森絵都、高橋一生、永作博美。

連続ドラマ「みかづき」の取材会が本日8月21日に東京・島薗邸にて行われ、キャストの高橋一生永作博美、原作者の森絵都が出席した。

2017年本屋大賞の2位を獲得した同名小説を原作とし、昭和から平成に至る塾と日本社会の変遷を背景に、ある家族の50年の歴史が描かれる本作。小学校の用務員でありながら落ちこぼれの子供たちに勉強を教えるようになった天才的教師・大島吾郎と、自由で豊かな教育の可能性を塾に見いだしたシングルマザー・赤坂千明が公私ともにタッグを組んだことで、塾業界に新たな歴史が生み出されていく。高橋と永作が、吾郎と千明それぞれの20代から70代までを演じる。

6月下旬にクランクインした撮影が大詰めの中、ロケ地の重要文化財・島薗邸に劇中衣装で登場した高橋は「撮影は終盤に入ってますがとても楽しいです。時系列に沿って撮影をさせていただいてるので、違和感を感じずにお芝居ができるんです」と話し、「登場人物1人ひとりの人間性がしっかり描かれています。僕はあまりこういうことを言わないのですが、手応えがあるので楽しみにしてほしい」とアピールする。同じく衣装姿の永作は「それぞれの登場人物が力強くて、傷だらけになりながらも前に進もうとする姿が魅力的。本気で会話をさせていただける楽しい現場で、不思議とずっとここで過ごしてきたような気がするんです」と語った。

森はドラマ化について「長い原作のエッセンスをするどく凝縮しているような全5回の脚本にしていただいた。先ほど劇中に出てくる家族写真を見せていただいたんですが、写真1枚で家族の歴史が匂い立つようでした」と述べる。そして、キャスティングを聞いたときの思いを「千明は原作を読んだ人からは『怖い』と言われるくらいとても強い人間なんですが、永作さんなら千明の持つかわいらしい一面も自然に出してくれるんじゃないかなと思いました。高橋さんの名前を聞いたときも吾郎とスッと一致して、生徒に教えている姿やお母さんたちにモテモテの姿などすべてが浮かんでくる感じでした」と振り返った。

撮影で印象的だったシーンを問われた高橋は「長い原作を凝縮してるんで、朝ドラでもう一度やり直させてくださいという感じ。全100話とかでやっていただきたい」と笑顔で話し、「タイトルバックで僕ら踊ります。すごく楽しい非常に幸せな撮影でした。踊る永作さんがとてもかわいいんですよ」と明かす。また2人は、表情が伝わるような老けメイクで70代を演じている。役作りについて尋ねられた高橋は「緩慢に動いたり、肉体的な負荷をかけることはやっている。心の中に楔を打ちながら、本当に人生を生きている感じで演じられています」と答え、永作は「私は若い頃を演じるときに、肉体的負荷を感じすぎてる(笑)。老人を演じても違和感がないのは、そもそも2人ともおじいちゃん、おばあちゃん体質だからじゃないかな」と笑顔を見せた。

ドラマ「精霊の守り人」シーズン1の片岡敬司が演出を手がけ、「ホタルノヒカリ」シリーズの水橋文美江が脚本を担当する「みかづき」は、NHK総合にて2019年1月に放送開始。

土曜ドラマ「みかづき」

NHK総合 2019年1月スタート 毎週土曜放送
※全5回

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