本作は、精神分析医である恋人の双子の兄に惹き付けられていく女性の姿を描く心理サスペンス。主人公クロエを「17歳」の
映像に収録されているのは、恋人ポールと同じ職業、容姿を持つ男ルイの存在を知ったクロエが、彼の診察室を訪ねるシーン。クロエは自身の素性を隠したまま「先生が知人のポール・メイエルに似ていて」と話すが、ルイから「ポールは私の弟です」と告げられ、初めて知ったその事実に驚く。動揺を隠すため自身の心境についての偽りの設定を話すクロエ。しかしルイは、それらが嘘であることをすぐに見抜いてしまう。なおオゾンは「精神分析を行う場面は動きがないものになりがちだが、本作では心象とカットをリンクさせている。観客は、自分が精神分析医になって患者の話を聞いているように感じるだろう」とコメントしている。
「2重螺旋の恋人」は8月4日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にてロードショー。
※「2重螺旋の恋人」はR18+指定作品
フランソワ・オゾンの映画作品
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- 「2重螺旋の恋人」公式サイト
- 「2重螺旋の恋人」本編映像
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ごろさんレビュー作品を鑑賞。おそらく二転三転するお話だよな、と予測して行きその通りで面白かったのだがその二転三転の前後で因果関係が合わないところもあり消化不良感も残った。ごろさんもそこを指摘してる感じでしたね。
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