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猛暑にも関わらず集まった約1000人の観客は、レッドカーペットに降り立った4人を大歓声で迎える。クルーズはあちこちから飛ぶ「トムー!」という呼びかけに、1つずつ手を振って返し、ゆっくりとカーペットを進んで行く。その後、4人は写真やサインのリクエストに応え、2時間にわたってファンとの交流を楽しんだ。
続くステージイベントでは、クルーズ以外の3人が舞台袖から登壇し、カヴィルとマッカリーは観客をスマートフォンで撮影したり、ペッグはBGMに合わせて踊り出すなどして自由な振る舞いを見せる。するとここで、本作のメインテーマが鳴り響き、劇中にも登場する黒いヘリコプターからスモークとともにクルーズが登場。クルーズは「日本の皆さん、とても暑い中歓迎してくれてありがとう!」と感謝を伝え、カヴィルに「君は初来日だっけ?」と冗談めかして言う。それに対してカヴィルが「いやいや、君を上回るほど日本好きだよ。次回作は日本で撮影できたらいいなと思っているんだ」と答えると、客席からは期待の声が上がった。
劇中で披露されるノースタントでのヘリコプターの操縦について尋ねられると、クルーズは会場のヘリコプターに触りながら「これが急降下してスピンするんだ。でも、無事に終えられてラッキーだった。とても楽しんで操縦したよ」と述べる。また、カヴィルの体を断崖絶壁に見立てて撮影を振り返るほほえましい一幕も。
カヴィルはクルーズとの撮影を「『おはようトム』『おはようヘンリー』って毎朝挨拶したんだ。今思うとシュールだね(笑)。その経験自体が、僕にとってはありえないほどクールだったよ」と笑顔で回想。本作でボートの操縦や格闘シーンに挑んだペッグは「僕が生きているかどうかは自分の目で確かめて!」と呼びかけ、「超一流のみんなと一緒に仕事をできて光栄だ」と改めてステージ上のメンバーに敬意を払う。クルーズも「毎日撮影セットに行くことが幸せだったよ。僕の友人のクリスは最高のフィルムメーカーなんだ」と続け、マッカリーを手で示した。
話を振られたマッカリーは「トムとは10年以上仕事をしてるけど、実はかしこまって作品の話をしたことはないんだ。映画作りの会話をしている中で自然と出てきたアイデアが、この映画の中に含まれているんだよ」と明かす。また、クルーズが撮影中に足首を骨折したことに触れ「ロンドンでの撮影1日目に骨折したんだ。復帰したトムはまだ足を痛めていたから、そのあとのロンドン中を走るシーンでは『アウッ! アウッ!』と内心痛みと闘っていたと思うよ。ぜひそこに注目して!(笑)」と語るマッカリーに、クルーズは「アウッ! アウッ!」と顔をしかめながら走る動作をしてみせた。最後にクルーズは「この素晴らしい国に23回も来れたことが本当にうれしいよ。日本の皆さんが心から楽しんでくれるようにベストを尽くしたから、ぜひ映画を観てね!」とファンに語りかけ、イベントを締めくくった。
レベッカ・ファーガソン、ショーン・ハリス、ミシェル・モナハンも出演した「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」は、8月3日より全国でロードショー。
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トム・クルーズが「M:I」来日プレミアに登場、ヘリでの落下飛行や骨折振り返る(写真31枚) #トム・クルーズ #サイモン・ペッグ #ヘンリー・カビル #mijp https://t.co/WQOI5rAROi https://t.co/ephaX0M5eG