山形国際受賞作、インド発の音楽ドキュメンタリー「あまねき旋律」公開決定

5

102

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 30 39
  • 33 シェア

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017で日本映画協会賞とアジア千波万波部門の奨励賞を獲得したインド映画「Up Down & Sideways」が、「あまねき旋律(しらべ)」の邦題で10月に公開される。

「あまねき旋律(しらべ)」ポスタービジュアル

「あまねき旋律(しらべ)」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全12件)

「あまねき旋律(しらべ)」

「あまねき旋律(しらべ)」[拡大]

「あまねき旋律(しらべ)」

「あまねき旋律(しらべ)」[拡大]

本作はインド東北部、ミャンマー国境付近に位置するナガランド州の山深い村々で古来より語り継がれてきた歌を巡る音楽ドキュメンタリー。急な斜面に作られた棚田で働く村人たちは、苗木植え、穀物の収穫、運搬といった作業の間、“リ”と呼ばれる歌を歌う。カメラは季節の豊かさ、友愛、そのほか生活のすべてを歌で表現する人々を捉えていく。インド南部出身のアヌシュカ・ミーナークシとイーシュワル・シュリクマールが共同で監督を務めた。

「あまねき旋律(しらべ)」は東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次ロードショー。ブロードキャスターのピーター・バラカンによるコメントは下記の通り。

ピーター・バラカン コメント

田植えなどの肉体労働のリズムに合わせた集団の歌は、パッと聞いてアフリカのものかと思うような響きですが、これまでぼくは知らなかったナガランドはインド北東部、山間部の僻地。楽器も何も要らない皆の呼応する歌声が日常の潤滑油になっています。屈託ない人々の素朴な生活を追った素敵な映画です。

この記事の画像(全12件)

(c)the u-ra-mi-li project

読者の反応

  • 5

ポレポレ東中野 @Pole2_theater

山形国際受賞作、インド発の音楽ドキュメンタリー「あまねき旋律」公開決定(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/qbhgD1kb3V

コメントを読む(5件)

関連記事

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 あまねき旋律(しらべ) の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。