「高崎グラフィティ。」主題歌をスカートが担当、「いい映画の後味になれば」

第1回「未完成映画予告編大賞」でグランプリを受賞した「高崎グラフィティ。」の主題歌をスカートが担当していることがわかった。

本作は群馬・高崎を舞台に、高校を卒業し新生活を控える5人の男女を描いた青春群像劇。メインキャストには佐藤玲、萩原利久、岡野真也、中島広稀、三河悠冴が名を連ねたほか、渋川清彦、川瀬陽太、奥野瑛太らが出演する。日本大学藝術学部出身の川島直人が監督を務めた。

これまでドラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」や映画「PARKS パークス」に楽曲を提供してきたスカート。「高崎グラフィティ。」には新曲「遠い春」を書き下ろした。「『この3月をどう越えようか』。彼らが抱えた『今、この時間をどうするべきか』という気持ちを映画から受け取り、それが『遠い春』の曲となり、やがて詩になりました。詩に『桜』と『つつじ』が出てきますがそのどちらも俳句で言えば同じ春の季語です。僅かな時間が濃密になるように願ってこの対比にしました。いい映画の後味になれば幸いです」とコメントを寄せている。

「高崎グラフィティ。」は8月18日より群馬・シネマテークたかさき、イオンシネマ高崎にて先行ロードショー。8月25日から東京・UPLINKほか全国で順次公開される。