「クリミナル・マインド」リード役俳優、ハイテンションでファンと交流楽しむ

海外ドラマ「クリミナル・マインド／FBI vs. 異常犯罪」でスペンサー・リード役を務めるマシュー・グレイ・ギュブラーが来日。それを記念したトークイベントが、本日6月26日に東京・スペースFS汐留で開催された。

会場の後方から登場したギュブラーは、客席を元気いっぱいに駆け回ってファンとの交流を楽しむ。そして彼はリードの日本語吹替を担当した森久保祥太郎の歓迎を受けながらステージに上がると、上着を脱いで客席に投げ込み「美しい国・日本にまた来られてうれしい！」と喜びを爆発させた。

MCの呼びかけに「イエーイ！」「すごーい!!」と応じるなど、終始ハイテンションのギュブラー。「クリミナル・マインド」シリーズ出演のきっかけを尋ねられた際には「事故ですね」と即答してファンの笑いを誘い、「エージェントに言われてオーディションに参加したら、受かっちゃったんだ」と明かす。さらに「それまでは『ライフ・アクアティック』にちょい役で出たことがあった。学生時代にウェス・アンダーソンのインターンをやっていたんだけど、この作品にインターン役で僕を出演させたら面白いだろうという話になって」と当時を懐かしんだ。

続いて、森久保は「僕もちょっとした事故で（笑）」と吹替を担当することになった経緯についてコメント。また森久保が「10年以上マシューの吹替をやっているので、目の前で口を見ると声を当てたくなっちゃう」とつぶやくと、ギュブラーがなぜか自らの父親のモノマネを行い、それに森久保が即興で声を当てる一幕もあった。

終盤には、来場者からの質問コーナーが。「マシューの靴下をよく見てみたい！」という観客の願いに、ギュブラーは自身の“ラッキージンクス”である左右別の柄の靴下を披露して「5年前に成田空港で渡されたラッキーソックス！ 僕が描いた恐竜を刺繍してもらったんだ。5年間ずっと脱いでいないよ」とジョークを飛ばす。そして最後に「日本の文化は僕にいろんなインスピレーションを与えてくれる。愛しています！」と挨拶し、ファンとの記念撮影を楽しんだ。

「クリミナル・マインド／FBI vs. 異常犯罪」は、犯人の行動を分析しながら凶悪犯罪を解決するFBI最強プロファイラーチームの活躍を描く物語。現在、シーズン9の二カ国語放送が毎週日曜21時、字幕版が24時よりDlifeにて放送中。また、8月20日からはシーズン1の二カ国語放送が毎週月曜から水曜の22時よりオンエアされる。