大杉漣が主演を務めた「ライフ・オン・ザ・ロングボード」の新作となる本作。サーファーとして一流の腕を持ちながらその日暮らしの生活を送っている主人公・梅原光太郎が、種子島の美しい海に魅入られ再び立ち上がっていくさまが描かれる。吉沢が光太郎に扮したほか、工藤美夏役を
5月28日のクランクイン後、種子島で約2週間かけて行われた撮影は、梅雨の季節にも関わらずほとんど雨の影響を受けないまま終了。もともとサーフィンが趣味だったという吉沢は「あらためてきちんと向き合ってみたら今まで知らなかった魅力を再発見できた。それには種子島で出会ったサーファー仲間の存在が大きいかもしれません」と明かし、島での生活に慣れ親しんだ様子を見せる。
種子島のサーフショップを1人で切り盛りする美夏を演じた馬場は「毎日がハッピーで、撮影で来ていることを忘れてしまいそうなぐらいでした」と振り返り、「島の人は女性が強いと聞いたので、美夏はその血を受け継いでいるんじゃないかなと思います」と役柄を語った。
撮影終盤のフェリー出航のシーンには、地元エキストラ300人が参加し、見送りに訪れた大勢の島民たちに吉沢が手を振る。その後鹿児島にてすべての撮影は終了。吉沢は「大杉漣さんの魂を引き継ぐプレッシャーとともに、光太郎としてどのようにこの映画に貢献できるかをずっと考えていましたが、皆さんの力のおかげでここまで無事に来られてホッとしています」と締めくくった。
前作に続き
吉沢悠 コメント
サーフィンはもともと趣味でしたが、仕事となると役者として結果を出さなければいけないので、最初は嫌だなと思ったんです。でもあらためてきちんと向き合ってみたら今まで知らなかった魅力を再発見できた。それには種子島で出会ったサーファー仲間の存在が大きいかもしれません。この作品を通してその楽しさを伝えられたらいいなと思います。
馬場ふみか コメント
2週間ほど種子島にいましたが、毎日がハッピーで、撮影で来ていることを忘れてしまいそうなぐらいでした。地元の方と接する機会も多かったのですが、よそから来ても優しく包み込んで迎え入れてくれるような温かさがありました。島の人は女性が強いと聞いたので、美夏はその血を受け継いでいるんじゃないかなと思います。
香里奈 コメント
沙織はみんなを客観的に見ている役なので、現場でもそんな距離感でいようと思いました。喜多監督がその場の雰囲気を大事にしてくれたので自由にやらせてもらった感じです。以前プライベートで種子島を訪れたときにお世話になった方と、今回演じた役のお店の店長さんが友達だったりして、人と人とのつながりを感じられる撮影になりました。
泉谷しげる コメント
自分にサーフィンシーンがあると知って最初は焦りましたね。でもみんながやっているのに自分ができないと腹が立つ。吉沢君にもいろいろ教わったんですけど、あいつがまた教えるのが上手くて、だんだんその気になってくるんですよ。こうなったら俺も東京オリンピックを目指そうかな(笑)。いくつになってもトライする気持ちが大事だからね。
竹中直人 コメント
喜多組は穏やかなムードが出来上がっていて、そこに途中から入るのはすごく緊張したんですけど、吉沢君が爽やかな好青年なので一緒にいると柔らかい気持ちになりました。自分の監督作「サヨナラCOLOR」でも医者の役を演じたからその頃を思い出したりもしましたね。種子島は初めてでしたが、島にたどり着くというのはやっぱりロマンがありますね。
喜多一郎 コメント
僕の映画では、登場人物がいかにその土地に馴染んで見えるかが勝負ポイントなので、俳優たちがちゃんと島に溶け込んでいるかどうかが見どころです。天候にも恵まれ、サーファーがベストな波を求めて動くように撮影できましたね。サーフィンも人生もバランスとタイミング。あきらめずに挑戦し続ける勇気を受け取ってもらえたらと思います。
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【制作現場レポート】吉沢悠の主演作が種子島でクランクアップ、サーファー役演じ「魅力を再発見」 #吉沢悠 #馬場ふみか https://t.co/PmnWiR9FF7 https://t.co/XmPLUYvcMe