「第3回東映特撮ファンミーティング『仮面ライダービルド』Blu-ray発売記念!“ナイトトーク”イベント『9時まで渋谷TOEIで語り明かそうか』」が本日4月10日に東京・渋谷TOEIにて開催され、キャストの
これは「仮面ライダービルド」Blu-ray COLLECTIONに収録されているスピンオフドラマ「ROGUE」の第1話を上映するイベント。まず氷室幻徳 / 仮面ライダーローグ役の水上、プロデューサーの大森敬仁と谷中寿成がステージに登場した。「隣のホテルで、そのヒーローについて朝まで語り明かそうか」という幻徳のセリフをもじったイベントタイトルを受け、水上は「9時まで語り明かそうか」と自ら観客に語りかける。
30話まで駆け抜けてきた「ビルド」テレビシリーズ。水上は思い出に残っているエピソードを聞かれ「やっぱり第1話でホテルに誘うと思ってなかった。結構安易にやっていたので、あそこまでファンの方々に拾われるとは(笑)」と答え、「とりあえず真面目に演っています。なかなか客観視するのは難しいですけど、意外とかわいがっていただける役になったのはよかった。狙ってはいないんですけどね」と笑う。また水上は、ネット上で幻徳が“ホテルおじさん”と呼ばれていることに関して「妹にもホテルおじさんって呼ばれてるくらいですから。ヒゲおじとかね」と告白。現場でも主演の犬飼貴丈にいじられているらしく「幻徳に『これで辻褄が合うな』っていうセリフがあったら、『水上さん、今日は“辻褄が合うおじさん”ですね』って言われる」と暴露した。
ここで「ROGUE」の監督を務めた
中盤では「ROGUE」第1話を5人の生コメンタリー付きで上映。ストレスを抱えた幻徳がカラオケへ行くシーンや、その店の受付で「あと苺パフェだ」と注文する場面で特に笑いが起こったことから、再びステージに上がった水上は「やっぱりカラオケが一番盛り上がりましたね。僕は普段からコメディテイストのものを演じるのがすごく好きですし、あそこは『ビルド』で初めて遊べたところなんです。ここまでやって大丈夫か悩んだのですが、監督に背中を押してもらってできあがりました」と現場を回想する。そんな水上について鈴村は「でも、苺パフェは水上さんのアドリブですからね(笑)」と証言した。
幻徳というキャラクターの魅力を聞かれ、谷中は「本質的にラブリー。憎めない育ちのよさがある。子供の頃から苦労していたらこうならないですから」と、赤松は「人をすぐに信じてしまう」と回答。大森が、テレビシリーズで幻徳が復活するときのことを「“そっち側”の幻徳が面白いということは感じ始めていた。復活のときはキャラを変えるチャンスだったので、面白くするか、このまま真面目な感じで行くか本気で議論しました」と振り返ると、水上は「(真面目なままで)よかったー!」と安堵していた。
「ROGUE」2話以降は幻徳の身に苦難が降りかかるが、アクションシーンは水上本人が演じているという。鈴村は「幻徳は簡単に仮面ライダーローグになって復活したわけではない。大変な目に遭って、おぼっちゃんがおぼっちゃんじゃなくなったことがわかる」と見どころを語る。そして大森は、水上の役者としての魅力を「少し不器用なところが、幻徳のちょっと笑える脇の甘さにつながっている。それは役者さんにとって重要な要素。男から見てもカッコいいような、醸し出すフェロモンとのギャップが面白い人」と解説した。
「仮面ライダービルド」Blu-ray COLLECTIONの第1巻は現在販売中で、続巻は6月13日以降3カ月ごとに発売。各巻には全3話とメイキングからなる「ROGUE」が1話ずつ収録される。
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山口純一 @junichi_yama
仮面ライダービルド「ROGUE」上映に水上剣星ら登壇、幻徳は「本質的にラブリー」 - 映画ナタリー https://t.co/Yj6jJXXjkQ
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