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「ミスミソウ」押切蓮介、撮影現場を見学し確信「この映画はヤバい」

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左から黒史郎、押切蓮介。

左から黒史郎、押切蓮介。

映画「ミスミソウ」の公開を記念したトークイベントが、3月27日に東京・文禄堂高円寺店にて開催。原作者の押切蓮介と「小説 ミスミソウ」を手がけた黒史郎が登壇した。

本作は田舎町を舞台に、クラスメイトのいじめで家族を失った少女・野咲春花の復讐を描くホラーサスペンス。主人公の春花を山田杏奈が演じ、監督を「ライチ☆光クラブ」の内藤瑛亮が務めた。

押切は本作について「面白かったです。試写会で観たので、でっかいスクリーンで観てないんですよ。お金を出して、また観に行こっかな」とコメント。黒は「ノベライズの依頼を受けていたので、どうしようかなと意識しながら観ちゃいました。でもすごくインスピレーションをもらって、小説に影響が出たところも多いと思います」と語る。

撮影を見学した押切は「現場の雰囲気が緊迫していた」と振り返り、「現場に近付くと『キャーン! キャーン!』っていう動物の鳴き声が聞こえたので何かな?と思ったら、流美役の大塚れなちゃんの叫び声だったんですよ。その瞬間に『この映画はヤバいな』と期待が膨らみましたね」と感想を述べた。

また予告映像にも盛り込まれた、森田亜紀演じる京子が除雪車に巻き込まれるシーンについて、押切は「予想以上に雪が血の色で真っ赤に染まっていた」と話す。映画プロデューサーでMCを務めた田坂公章は「あのシーンの撮影はワンチャンスで。雪が真っ赤に染まった瞬間、みんな本番中なのに『わー! やったー!!』って言ってました」と裏話を披露。黒は「名シーンですからね」と言いながら、「応援上映があったら、観客はそこで叫ぶんじゃないかな。犠牲者とともに悲鳴を上げるとか」と楽しげに予想した。

ホラーサスペンスということもあり残酷な描写が続く本作だが、押切は一部のシーンを独特な視点で観ていたという。「もともと僕はギャグマンガ家だったんですけど、『ミスミソウ』は真面目なつもりで描いたんです。でも映画になると、にじみ出るギャグ臭が伝わってきて。特に、春花が泥だらけになりながら歩いてて、迎えにきた祥ちゃんが心配して『お姉ちゃん!』と抱きつくシーン。後ろを歩いてたお母さんも一緒になって抱きしめて。そしたら映像には入ってなかったけど、いたんでしょうね。お父さんも出てきて、3人を抱きしめるんです。『お前もいたのかよ!』って。すごいシュールに見えて笑っちゃった。ぜひ皆さん、このことを念頭に置いて観てみてください」と呼びかけた。

「ミスミソウ」は4月7日より東京・新宿バルト9ほか全国で順次公開される。

(c)押切蓮介/双葉社 (c)2017「ミスミソウ」製作委員会

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