2007年に上演された舞台の映画化作品「
舞台版で主演・演出・脚本を担当した
父を連れて帰るため恋園町へやってきたさつきを、倉科が演じる。さらに父娘の再会に一役買うテキ屋・雨宮清太郎役で
この発表にあたり、倉科は「さつきは、ちょっと勝ち気で、頑張り屋さんで、やさしい女の子。そのさつきの素直な気持ちを皆さんに届けられたらと思います。この作品が、家族や大切な人をいま一度想うきっかけになれたら嬉しいです」とコメントを寄せた。
映画「あいあい傘」は10月に全国ロードショー。なお「あいあい傘」の新たな舞台版が、宅間の作・演出により2018年秋に上演される。
倉科カナ コメント
この作品のお話を頂いて、台本を手にして読んだ時に、自然と涙が湧き出てきました。
主人公のさつきは、幼い頃に別れたお父さんに25年ぶりに会いに行きます。
突然の父との別れから彼女の心にはいつもどこかに穴が存在していたのではないでしょうか。
いま何処にいてどうしているのか……という想いをいつも抱え、時間が経っても埋まらない穴を埋め るために、父に会いに行く決心をしたんでしょうね。
撮影で私がさつきとして過ごしている間、ただ「お父さんに会いに行く」という素直な気持ちだけをもって演じることが出来ました。
さつきは、ちょっと勝ち気で、頑張り屋さんで、やさしい女の子。そのさつきの素直な気持ちを皆さんに届けられたらと思います。
この作品が、家族や大切な人をいま一度想うきっかけになれたら嬉しいです。
突然の出来事で日常が変わってしまう事もあります。
変わらないで過ごせる事への幸せと、大切な人が身近にいて、その想いを伝えることが出来るということがこんなに尊いことなんだと改めて気づかせてくれた、素敵な作品。
皆様にも是非、観ていただけたらと思います。