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「ダイナマイトスキャンダル」柄本佑、女装写真を前田敦子に送るも不評でがっくり

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「素敵なダイナマイトスキャンダル」東京プレミア上映舞台挨拶。左から冨永昌敬、三浦透子、前田敦子、柄本佑、尾野真千子、末井昭。

「素敵なダイナマイトスキャンダル」東京プレミア上映舞台挨拶。左から冨永昌敬、三浦透子、前田敦子、柄本佑、尾野真千子、末井昭。

素敵なダイナマイトスキャンダル」の東京プレミア上映舞台挨拶が本日2月26日、東京・テアトル新宿にて行われ、キャストの柄本佑前田敦子三浦透子尾野真千子、原作者の末井昭、監督の冨永昌敬が登壇した。

“実母が隣家の息子と不倫の末にダイナマイト心中”という体験を持つ編集者、作家・末井の半生を描く本作。映画の感想を聞かれた末井は「面白いですね。2時間18分の長い映画ですが、僕は3回観ても飽きなかった。熱量の高い映画だし、女優さんたちが素晴らしい演技をされています」と笑顔で述べる。冨永は「映画化させてくださいと末井さんに言ったのが7、8年前。初めて原作を読んだときに2、3回立て続けに読んで『これ絶対映画化しよう、ほかの人に映画化されたらまずいので早くやろう』と思っていた」と述懐。そして「ようやくこの日が迎えられて非常に感無量で、普段もこういう機会はいただくのですが今回の舞台挨拶が一番うれしいです。早くたくさんの人に観ていただきたいです」と思いを吐露した。

柄本演じる末井を、母・妻・愛人という3人の女性が取り巻く本作。妻・牧子を演じた前田と初共演を果たした柄本は「“僕の、私のあっちゃん”にしたくなる魅力がある人なんだと思いました」と話し、「“色気を漂わせた白いキャンバス”という感じですかね」と独特な表現で例える。前田は「いいキャッチフレーズを付けていただきましたね」と冷静に受け止めた。愛人・笛子に扮した三浦を柄本は「どっしりとされていて落ち着きがある。お歳は下なんですが僕のほうが『付いていきます!』って感じ」と評する。末井の母・富子役で共演シーンがない尾野について柄本が「本当に色っぽくてきれいです。皆さんが観たことがない尾野さんが観れるんじゃないかと思います」とコメントすると、尾野は柄本の背を優しくたたき、親指を立てて満足げな様子を見せた。

柄本のキャスティング理由を司会者に尋ねられた冨永は「すごく男前に見えるときもあれば、すごく面妖というか気色悪い顔をしてるときもある。これは褒めてるんですけど(笑)。一瞬で両方を見せてくれる人って佑くんぐらいしか知らない」と回答。そして「末井さんていうすごく複雑だけど明るい人物の役を佑くんが引き受けてくれてうれしかったですね」と続け、女性陣のキャスティングについては「末井さんを驚かせつつ、お客さんを納得させようと思った。決まったときは自分が一番驚きました」と振り返った。

本作では柄本が振袖を着た女装を披露しているが、前田は「女装する前から『俺、絶対きれいだから』ってすごい自信を持ってて。連絡先も知らなかったのに(安藤)サクラさんを通してグループLINEを作って、『どうだ!』って女装写真をわざわざ送ってきて。きれいではないですね……」と苦笑。柄本は「『あ……』くらいの感想でした」と悲しそうに打ち明けた。

最後に柄本は「この時代を疾走していく末井昭さんと、冨永さんの色気のある不可思議なストーリーテリングを皆さんで楽しんでいただけたらなと思います」とアピール。冨永は「70年代や80年代を知る方はノスタルジーを感じたりするかも。僕はそんな昔のことを知らない若い人たちに楽しんで観てほしい」と述べ、「雑誌を作ったりしていた末井さんの活動の中に、“つまらないときには何をすれば面白くなるのか”というヒントが隠されている。原作本も読んでほしいし、この映画が入り口になったら。そして壇上に上がっているこの素晴らしい俳優たちを見てください」と自信を見せた。

峯田和伸、松重豊、村上淳らも出演する「素敵なダイナマイトスキャンダル」は、3月17日より東京のテアトル新宿、池袋シネマ・ロサほか全国でロードショー。

※「素敵なダイナマイトスキャンダル」はR15+指定作品

(c)2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会

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