ピーター・ジャクソン製作のSF「モータル・エンジン」2019年公開、特報映像も

「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズのピーター・ジャクソンが製作と脚本を担当した「Mortal Engines」が、「移動都市／モータル・エンジン」の邦題で2019年に日本公開決定。YouTubeにて特報映像も解禁された。

本作は、イギリス人作家フィリップ・リーヴのSFファンタジー小説「移動都市」を映画化したもの。人々が地を這う移動型都市に住み、ほかの都市から資源を奪うことによって暮らす世界を舞台としている。ある目的のため移動都市ロンドンに潜入した少女ヘスターが青年トムと出会い、街の主導者と地上に戻ろうとする人々が繰り広げる戦いに身を投じていく。

ジャクソンの監督作「キング・コング」でアカデミー賞視覚効果賞を受賞したクリスチャン・リヴァースの長編監督デビュー作となる本作。主人公ヘスター役を「アンナ・カレーニナ」のヘラ・ヒルマーが務め、「ムーン・ウォーカーズ」のロバート・シーハンがトムを演じる。さらに「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズのヒューゴ・ウィーヴィング、「アバター」「ドント・ブリーズ」のスティーヴン・ラングらも共演に名を連ねた。

このたび公開された映像には、滑走する巨大都市ロンドンが小さい都市を“丸飲み”するかのように取り込む様子と、その光景を見据えるヘスターの姿が収められている。

※記事初出時より、邦題が変更となりました。