井上尚登の小説「
本作は、プロサッカーチームのホペイロ(※ポルトガル語で用具係のこと)を務める青年が主人公のスポーツエンタテインメント。弱小チーム・ビッグカイト相模原のホペイロを務める主人公の坂上栄作が、チームに関するさまざまな問題を解決していく。「仮面ライダーウィザード」「東京喰種 トーキョーグール」の白石隼也が栄作を演じ、チーム愛に満ちているが少し口うるさい広報の女性に
白石は「一口に言えば、弱小プロサッカークラブの裏方の話です。ちょっと特殊な業界のような気もしますが、そんなことはなく。働く人の誰もが抱える問題を彼らも同様に抱えながら生きています。優しく背中を押してくれるような映画になったんじゃないかと思います」とコメント。加治屋は「驚いたことは、ホペイロと我々映画スタッフとの共通点の多さでした。そしてそれは、あらゆる仕事に置き換えられる普遍的なことだと思います。はたから見ればバカバカしく映る事柄も、当事者にしてみれば生死を分ける大事件だったりもします。ホペイロの憂鬱は、僕らが日頃抱えている憂鬱なのかもしれません」と語っている。
神奈川の相模原ギオンスタジアムやサーティーフォー相模原球場、相模原市民会館など相模原オールロケで撮影された「ホペイロの憂鬱」は、2018年1月6日より神奈川・MOVIX橋本で先行ロードショー。1月13日より東京・角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショーされる。
白石隼也 コメント
誰かと仕事をするってのは大変だなぁとつくづく思い知らされるわけですが、この映画の主人公・坂上くんも同じ悩みを抱えているようで。
一口に言えば、弱小プロサッカークラブの裏方の話です。ちょっと特殊な業界のような気もしますが、そんなことはなく。働く人の誰もが抱える問題を彼らも同様に抱えながら生きています。大変だし、面倒だし、辛いし、嫌いだし、好きだし、楽しいし、嬉しいし。
優しく背中を押してくれるような映画になったんじゃないかと思います。
加治屋彰人 コメント
驚いたことは、ホペイロと我々映画スタッフとの共通点の多さでした。サッカーの用具係であるホペイロは、スパイク等の整備に始まり、ユニフォームの整理・運搬、ロッカー配置、芝のコンディションチェック、選手らへの心身のケア。これらは全て映画制作の諸作業に置き換えることが出来るのです。そしてそれは、あらゆる仕事に置き換えられる普遍的なことだと思います。はたから見ればバカバカしく映る事柄も、当事者にしてみれば生死を分ける大事件だったりもします。ホペイロの憂鬱は、僕らが日頃抱えている憂鬱なのかもしれません。
関連記事
白石隼也の映画作品
関連商品
リンク
- 映画『ホペイロの憂鬱』公式 (@RoupeiroMovie) | Twitter
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
東京創元社 @tokyosogensha
白石隼也と水川あさみが共演、井上尚登の小説「ホペイロの憂鬱」映画化(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/kR8z3IZGQp